啓発舎

マジすか? マジすよ

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

岩波「図書」11月号が届く。 PR誌で定期購読しているのはこれだけになった。波もとっていたが、やめた。 騒々しいを通り越して、けたたましくなったから。 これは新潮社が悪いわけではなく、当方の感じ方、生息域とあまりにかけ離れてきた、というだけ。 …

ここらで、用語解説。 小汚い、という言葉をよくつかう。 問答無用でばっさり、というつかいかた。 いくらなんでもそれはあんまりだろう、汚いものだって現に存在しているのだから。 おけらだってアメンボだって人間だ。 みんなみんな生きているんだともだち…

もちろん、森羅万象ほとんどがどうでもいいので、世の中のことが俎上にあがらない、このところ。 どうでもいいが高じてきて、いまはこんなかんじ。 エンジン空ぶかし。 ギアはもちろんニュートラル。 世間がエンジンで当方が駆動系。 選挙だの刈り上げだの株…

ほんもの、の、反対語は、まがいもの、とかそういう言葉だろう。 Aに対する非Aだから、このふたつですべての事象を分類できる。 ところで、ここに、ほんものにせものの区分になじまない集合がある。 ばけもの、かぶきもの、など。 にせもの、まがいもの、で…

N響 エッシェンバッハのブラームス

第1869回 定期公演 Bプログラム 2017年10月25日(水) サントリーホール 曲目一部変更のお知らせ(2017年10月定期公演Bプログラム) 10月25日(水)26日(木)の定期公演で弾き振りを予定しておりましたクリストフ・エッシェンバッハ氏の左手指の不調により…

代々木上原で仕事がらみ。 帰り恵比寿まで送ってもらう。 記念館におそるおそる入る。 閑散。 2時間ぼーっとする。 ここで、こういう風に警戒を解いて時間を過ごせたのは何年ぶりか。

自分の身柄を集団に預ける用事がおとといまであった。 今日は自分を自分に取り戻す一日。自分という外部環境に、自分という五感のセンサーを格納する。 で、その広義の自分、外部環境であるところの自分は、いつもの生息域をマーキングする。 要は、北の丸を…

◆NHK クラシック音楽館 鈴木雅明のドイツ・オルガン紀行再放送。 二度見るに値する。 最初に見たときは音楽に集中していたが、二度目の今回は、映像の美しさに気づいた。 凛とした大気が香ってきそうな冬木立。清澄。冬のドイツに行きたくなった。

楽隊の練習。楽器がでかいと雨はこたえますよ。タクシーか、とも思ったが、意味なくストイックに、地下鉄で行った。 弾くのが不如意なのはわかっているが、聞くのにも集中するので、2時間の練習で精根尽き果てる。 ほころびるところと、精緻なアンサンブル…

起き抜け、ほとんど見当識がなく、時間をかけて深海から浮上する、で、日々過ごしている。 浮上にかかる時間から水深がおおよそ計測される。 今日は、1万2000メートルぐらいか。1万メートルごえは、久しぶりだ。 平素自分と思っている現象が、如何に自…

◆連呼が一番お下品なのは自民党だ。 通り過ぎた、やれやれと思ったら、戻ってダメ押しをするんだよね。 白金に住んでいた時分、廃品回収車がこれだった。 昨日自民党にいれなかった理由は、これ。 ◆受益層と投票行動が結びつかない 立憲の支持層は中高年の男…

音楽は感情か、の続き。 スマホで、たまたまモーツアルトのクラ五重奏を全曲聞いてしまった。 どのくらい、たまたま、かというと、ブラームスの表示をクリックしたらモーツアルトが始まってしまったのでした。 ブラームスを聞くつもりでモーツアルトを聞いて…

◆N響からはがきがきて、25日の定演の曲目を変更するといってきた。 ブラ4だって。もとはなんだったか書いてないので、いま調べたら、モーツアルトの初期のPコンだった。 変更自体はよくあることで別に構わないが、結果、出来するプログラムには、ちょっと…

N響 パーヴォのバルトーク 弦チェレをテレビで。 映像は、ホールでみたときより、もっと湿った印象だ。 ちょっと、論評する気になれない。 口直しで、youyube。 ライナーシカゴを終楽章だけ少し聴く。 凄いなあ。 はがねのようだね。 映像つきは、意外や、ブ…

期日前投票に行こうと思っていたので、ネットの選挙関連情報をまとめ読みした。◆若者の保守化は当然である 大企業に潜り込んで逃げ切ろうという就職世代にとって、このところの人手不足は救いだ。 誰だって自分の食い扶持が第一、選挙する側が「若者だらしな…

組織に属することによって対価を得ることから解放されて一番いいのは、つきあいを自分で選べる、ということだ。 と、いままで何回も言ってきたことをなんでいま繰り返すかというと、ちょうど今頃、そこらで金持ち昼食会をやっているところだから。あいにく、…

音楽漬けなので、たまには聴覚以外のはなし。 箱根は、書いたように緑豊かだった。紅葉はまだ先だ。 下草に植生の力を感じる。 宿のベランダから、外の空間はみえない、すぐそこまでもみじだのなんだのが枝を伸ばして、緑一色。 これがえらく私の気に入って…

支店長の表敬訪問。 来年早々まとまった書き換えがあるので、ちょっと早いがよろしく、と。 先方からすれば、前回タイボーレートで他行がかっぱらいかけたのを、採算度外視レートで防いだ経緯があり、こちらを油断ならないとみてやってきたのは明らかなので…

さっき戻りました。箱根は秋の空気がすがすがしかったです。 帰ってしばらくは、いつもの日常空間が非日常で、じぶんちであれこれするのが新鮮だったりする。宿では、晩にすることがないのでテレビをつけると地上波しかはいらない。しばらくチャンネルまわし…

箱根。 時間の流れが変わる。

箱根。 緑豊かなり。

N響。テレビ。 グリンカ/幻想的ワルツ ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第4番 スクリャービン/交響曲 第2番 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ ピアノ:デニス・コジュヒン 1曲目のワルツは、コンバスの頭打ちに注意して聞いてほしい。 ワルツを弾くときは、指揮者よ…

午後から、すこし日が差した。 雲は、すっかり秋だ。 空気もひいやりしてきました。 いろいろ浮かぶのだが、ニュアンスがあまりに属人的で、ここに書くのにはなじまない。 昔のことも最近のことも等価になるのですね。 ここに引っ越すすこしまえの善福寺川の…

人間集団の話 続き。プロのオーケストラの団員インタヴューを見ていると面白いことに気づく。 オフになにしてますか、という質問者が必ず聞く問いに「ひとりでぼーっとしてます」が多い。 少し話を端折った。 さすがに、「ぼーっとしてます」はなくて、釣り…

おれは、人間の集まりはすべて邪悪だと思うので、このところ毎日、およそ人間の信義に対するあらゆる罵詈雑言が飛び交うのは辟易だ。 おいしい水があればすり寄り生き延びると思えば踏み絵に糞をなすりつけ一定の利が見込めれば裏切るのが健全な人間だ。 利…

北の丸のいつものベンチでぼーっとしていたら、茂み越しになにやら右左するかげがある。 よくみたら、キジバトだった。 構わず、そこらをながめていると、先方は、右に左にゆらゆらしながら当方との間合いをつめてくる。 地べたをつっついたりしないので、別…

おれは、イデオロギーでも政策でもなく「小汚いものはいやだ」基準しかないので、美醜とか羞恥心しか判断する基軸がないので、この場合は「美」はあり得ないから、相対評価でどっちがより醜さの度合いが小さいか、で以下、まだまし、な順に発表する。 ◆枝野 …

テレビでN響パーヴォのショスタコ7番を見ながら思った。 必須アミノ酸のように、生きていくうえで、どうしても必要な音楽とそうでない音楽。 ショスタコおよびパーヴォに否定的なことをいうのが目的ではない、予め言っておくと。 テレビでみる限り、ショス…