啓発舎

マジすか? マジすよ

もちろん、森羅万象ほとんどがどうでもいいので、世の中のことが俎上にあがらない、このところ。


どうでもいいが高じてきて、いまはこんなかんじ。


エンジン空ぶかし。
ギアはもちろんニュートラル。
世間がエンジンで当方が駆動系。


選挙だの刈り上げだの株だのでエンジンが如何に高速回転しても、オーバーヒートはすれどもおいらは動かず。


ギアがはいるのは音楽だけ。

今日も楽隊でしぼられて抜け殻状態であることもあるかもしれない。
新丸5階ハッピーアワーのビール500円ワイン300円也が五臓六腑にしみるぜ。

音楽と北の丸の緑のシャワーと青い空白い雲ぐらいだ、私をシフトアップしてくれるのは。




当然、およそ人は雑音だ、というのが自然な文脈だが、実は、ちょっと。
ひょんなことから、40年ぶりに飯をくうことになった。
40年前、これも音楽がらみで、それこそ毎日のようになんだか一緒にいるぼうやがいた。おれも同い年のガキだった。
70年初頭のウエストコーストミュージックシーン。
乾いたマーチンD45のシャリシャリ音とともに記憶が甦る。




一度会うとそのあとは日常なので、新たなやりとりが始まるのは、5年前の別の邂逅で経験ずみだ。
郷愁が日常になるのであれば、過去の豊饒な思い出をそのままにするためには、再会しないほうがいいかもしれない、というぐらいの、私にとっては、あれやらこれやら。


特徴は、そこからいろりろ派生すること。
そういえばこういうこともあった、あいつとあいつがあれしてこれして。


その、あいつ、も、聞きつけて来るらしい。


これは、たぶんギアが入る。クラッチつなぐ。
エンストしないことを祈る、って他人事か。