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さっき戻りました。箱根は秋の空気がすがすがしかったです。
帰ってしばらくは、いつもの日常空間が非日常で、じぶんちであれこれするのが新鮮だったりする。

宿では、晩にすることがないのでテレビをつけると地上波しかはいらない。しばらくチャンネルまわしていたが、根負けして消した。
あてこすりで笑いをとる類の番組ばかり、ここまでひどくなってるんだね。
ニュースで選挙をやってるのはしばらく見たが、取り上げ方がワイドショーだ。
この国の選挙民の大宗が地上波民放を抵抗なく見る人々だとすれば、この程度の国民にはこの程度の政治家が必然、と腑に落ちる。

全然悲観していない。いいことじゃないですか、つり合いがとれて。

今度の選挙は、護憲の民進が踏み絵を踏んで希望に合流した時点でおれはゲームセットだ。
個別の政策でなく、根っこの主義主張そのものを無力化した意義は大きい。
結果はどうあれ、これからは、次の選挙で受かることだけが信条です、の輩が右往左往する、この国らしい状況が続く。
おれは人間の営為の滑稽悲惨は三度の飯より好きだが、こいつらの景色は、滑稽ですらなく、ただただ小汚いだけだ。

はやくおわってくれないか、選挙。