老いの繰り言じゃ
年が明けてから、世間さまについて、別に知らなくても別段日常不自由しないであろうことまでまのあたりにしてしまったようだ。 各方面に、let me alone 状態。 これ、日本語だと、ほっといてくれ、とか、独りでいさせてください、おれに構うな、みたいな表現…
◆いまN響アワーをみおわった。 ブロムシュテットさんのブルックナー。 嵐の水曜日の収録。私がいったのは翌日の木曜日だった。 団員の熱気は映像から十分伝わるが、壮大なクレッシェンド、空間を領する音の塊、時空間。は、その場にいないと絶対に感受でき…
◆27日から二日がかりで作ったという栗のケーキを食っている。 おぼえず、なみだでる。 冥土の旅への一里塚ではあるが。 この栗のクリームの厚さは、なんだ。
中目黒方面。変貌ぶりにびっくり。イメージは高円寺か。 川沿いの昼でもやってる居酒屋で、ミックスフライ定食とビール。 インド系だろうか、かっぷくのよいおばちゃんが二人で注文をきいている。 白人系で、ガテン系とおぼしい、なんだろう船員さんみたいな…
こんな四文字熟語があるのをさっき知った。 てんこ盛り、というかんじです。 心敬さんは、道心 数寄 閑人といった。 仏道にこころざし、美を判じ、ひまじんである、と解した。 しかし、なんだ、道心、数寄はいいが、閑人=ひまじん は、自分でも、あんまりだ…
ブログ三連ちゃん。三日連続。快挙 単に飲んでるだけのことだ、三日連続。 このところこのブログは酔っぱらいの妄言になりはてているのか。 まあいいじゃん。暑いし。 ◆ヴォルテールを読んでいるのだが、キャンディードが65歳の作品だというのは、インド人…
◆表参道まで出るのがおっくうで、お誘いいただいたが籠城。 昔、といっても、つい2〜3年前だったらでかけたのではないか。 今年ついに神宮の花火にもいかなかった。 なぜ今日表参道にいかないのか、女、しかも天敵二人組の巣窟、昔ほど豊か感がない、など…
広尾で仕事の打ち合わせ。 まだお若いお襄さん、といっても30を超えたあたりか、きょうびの若いもんの年はわからんよ、だったが、まあ、しっかりした方であったよ。 控えめ、的確。たおやか。 で、雑談に移行。用事以外で老若問わず知り合い以外の女性と話…
ワインだのビールだの少しはいっている。その前提。飲みって何段階かある。 まず、想像力がある程度解放される時期。 ディープになる時期。 繰り言期。 しっちゃかめっちゃか期。で、少しまえ、開放期で、思いがとんだ、いろいろ。で、この、思いが跳ぶ方面…
◆役者は声だ。 信長のとよえつ、いまNHKでやっているマダガスカルの福山。 福山は、龍馬で辟易したが、声だけだと、おさえた抑揚が、いい。いま、女のナレーションにかわったが、例の、抑揚過多の女子アナしゃべり。せっかく初めて福山をほめたのに。 ◆女…
いやあ、寒い。心も寒くならないようように。 ◆たったいま、テレビだが、佐藤しのぶさんのインタビュー番組に有馬稲子さんがでていて、これからは年をとる、ということが誰にとっても一大事業だ、と、きっぱりとおっしゃっていた。おお、と思いました。美しい、は…
◆日経で、ミニシアターの閉館が続くという記事を読んだ。 恵比寿のガーデンシネマなど。 印象に残ったのは、今日日の若い衆にスノッブが減ったのでは、という観測。 そうかもしれない。 もわーっとした気分で岩波ホールに通ったさ、学生のころ。 ベルイマン…
このところ、9時5時の稼業が結構いろいろあって、ハンドルのあそびがすくなくなっているようだ。 昔、F1アトランタGPでセナのホンダに車載カメラが乗り、あの市街地コースでのセナのハンドルさばきが画面に映し出された。 1センチでもハンドルを動かすと…
◆朝から大岡山。仕事。自由が丘経由等々力方面。 昼すぎ自由が丘で解散。何年振りか、自由が丘徘徊す。けたたましい女の集会所という印象。駅周辺の店構えから、客単価も相当さがっていることがうかがえる。昔から住んでいる人はどう感じていらっしゃるでし…
ファミマで60Wの電球をふたつ買ってきた。いま、つけた。それまで、たまぎれで、電球一個だったから。 明るい。 明るいなんて、そんなもんよ。はは、ははは。 この一週間休暇だ。
◆1000メートルまでいかず、きょうは900メートル。 ◆このブログに書かない領域でいろいろなことが起きている。 ◆まあ、そういうわけ。 ◆で、桜。 今日は、小雨。薄暮。お堀。散り始め。静謐。空間。 美しいものは美しい。 これに匹敵する桜があるか、…
◆きのうのNHKBSの「ひこうき雲」を聞きなおす番組は、ヒット。 当方もずいぶん久しぶりに聞いたが、風通しのよい音楽ですね。余計な音がない。空気感。何曲目だかの、細野晴臣氏のガットギターなんかセンス抜群です。この人はこの頃がピークかな。アルバムは…
こんなブログでも多少は訪れる人はある。ほとんどは一見の方で、例によって、特定の語句、ほとんど名詞だが、を検索してたまたまのぞきにこられるというところだろう。で、とくに割合昔、1年以上前に書いたものの固有名詞をひっぱってこられる方が多く、昨…
日経と朝日が両方ほめていたので、駅路をみた。テレビのドラマを最後まで見るのは久しぶりだ。 後半少しきつかった、体力的に。 冒頭に少しだけでた石坂浩二が、定年を迎える会社員を正確に演じていた。 十朱幸代の抑えた演技もよし。 それ以外は、いかがか…