年が明けてから、世間さまについて、別に知らなくても別段日常不自由しないであろうことまでまのあたりにしてしまったようだ。
各方面に、let me alone 状態。
これ、日本語だと、ほっといてくれ、とか、独りでいさせてください、おれに構うな、みたいな表現になるのだろうけど、ちょっと、それだと、きつい。
自他に境界を敷くというより、そっちはそっちでうまくやってください、という意識に近い。
日常レベルでのあれやこれやは無論やぶさかではない。
一二カ月そんな感じで過ごすのではなかろうか、と他人事のように思うのであります。
で、生き物として弱っていると、人の「あたり」っていうんでしょうかね、五感のすべてで受ける印象が、けっこう、こう、ストレートに響くことに気がついた。
声ですか、まず、次に、見かけ、あとは、「気」のようなもの。
ここ何日かで、まる、なのは、千駄ヶ谷の弦楽器やのおにいさん、今朝応対してくれた行政の窓口のおばさん、箱根の宿の、これはめすらしく若いお襄ちゃん、仕事のパートナーが外部委託している、要するに当方とは契約上の直接のつながりのない、管理会社のおじさん、この人は、ひたすらむすっとしたおやじなのですが。など。
一方で、平素は別にどうでも、というか、許容してしまっているのだけれど、こうなるとどうしても勘弁、という人も複数明らかになって、自分でも、へえそうか。
箱根以降、割合 let me alone 状況が安定しているので、まあまあか。