2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧
京都御苑に糸桜を観に行ってきました。 美しかった。 ソメイヨシノは桜の優等生、楷書の美しさで安定していますが、枝垂れは、ややもすると、お化けだぞ、になってしまい、なかなか油断できません。円山公園の例のやつがその典型。この樹、よくカラスが止ま…
とっくにいろんな人が言っていることだが、ブログ、SNSの功績は、普通の人の面白さを引き出したことだ、と、週刊誌を立ち読みしていて、しみじみ思った。 説明する。 毎週木曜日、出版社系週刊誌ニ雑誌を立ち読みする(たまに買う)という習慣をかれこれ3…
暇話。 いまNHKで賠償千恵子さんがでています。 お声の美しさはあいかわらずです。 料理を作ったり食べたりしていますが、まるで地です。おかわりしてました。 ベッキーがよく対応しています。いい子だね。 あの、その、おぐしも、飾り気なくて。 花は盛りに…
ご多分に漏れず、新聞をとらなくなって久しいのだが、今日、久しぶりに朝日新聞を手にとって、おどろいた。 記事でなく、広告。 通信販売だの、なんだのかんだの、すっかり猥雑になりました。 朝日は、広告が好きだった。特に書籍。一時、母親の強い意向で読…
久しぶりに本の話です。 書名 やまだ眼 著者 山田一成 佐藤雅彦 出版社 毎日新聞社 新刊。新刊について書くのは初めてじゃないか。 先週、お彼岸の日、お能の帰りにスタンド(という名前の新京極の飲み屋)で一杯やってから、四条のジュンク堂で立ち読みして、…
さん喬師匠の「八五郎出世」を見る。NHKの「日本の話芸」。 さん喬師匠は当方の贔屓の噺家、NHKでも同じ番組で以前「中村仲蔵」を粋にやっていた。 八五郎出世、というより妾馬といったほうがしっくりくるが、この噺も好きな噺。 という訳で期待は高まります…
国家指定芸能 能楽特別鑑賞会 第12回京都公演 京都観世会館 凄かった。 まずは番組から。 ○金剛流能『通小町』 シテ:今井清隆 ツレ:廣田泰能 ワキ:谷田宗二朗 笛:帆足正規 小鼓:伊吹吉博 大鼓:石井喜彦 ○観世流能『二人静』 シテ:杉浦豊彦 ツレ:浦…
ウォークマンにいれたので、今日、久しぶりに4ウェイ ストリート(4Way Street Crosby,Stills,Nash,&Young)を一気に聞いた、サザンマンとかキャリーオンの長いアドリブを含めて。 On The Way Homeのマーティンのシャリシャリした宝石がきらめくような音、た…
きのう、NHKの新日曜美術館で伴大納言絵巻の再放送を見た。 当時の世界を見渡してこれに比肩するものがない、というようなことをゲストの先生が言っていたが、ご同慶である。 今回の調査で明らかになったさまざまな知見に、当方すげーなあと感嘆するのみだが…
昨日、京都で、決しておおげさでなく、あしかけ50年生きてきて初めて、という体験があった。 以前から、焼き物の類の見分けには、全く自信がなかった。 それなりに道具やを覗いて見るのだが、これは、いいもの、といわれても、その良さがピンとこない。 ま…
今日は、能楽にひたった一日。 京都観世蛍雪会に行ってきました。 京都観世会館 良かったです。 番組は以下。 ○『老松』 シテ:古橋正邦 ツレ:橋本忠樹 ワキ:福王和幸 ワキツレ:永留浩史・喜多雅人 アイ:安東伸元 笛:森田保美 小鼓:林光寿 大鼓:河村…
今朝の春秋に触発されて書く。 京都をうろついていると、シラク伝説に良く出会う。 曰く、こないだ、ここの骨董屋でシラクが値切っていた、吉兆は飽きたから、どこか他へ連れて行けと駄々をこねた、等。 割烹のおかみだの、二流どころの道具屋がネタ元だ。 …
ふたつまえの記事で、声が音楽というようなことを書いたが、好個の例がある。今現在NHKでやっているが、鈴木登紀子さん。きょうの料理。 「そう、そ」という合いの手というのだろうか、相槌が色っぽくて、かわいらしくて、なんともいえないです。 間が絶妙。…
近所の公園に散歩。 寒く、風も結構ある。閑散。 早春の木立は、厳しく、見ていて飽きない。 大きな池があるのだが、葦の類が群生していて、水面に幾何学的な模様を作る。大きな水鳥がギー、と空間を裂くように鳴いて飛んでいく。空気は冷たいが、たまに薄日…
音楽を聴くためではない。通勤時、駅および電車内で拡声装置から間断なく垂れ流される雑音から身を護る策としてだ。音楽よりも、ノイズキャンセラー機能が目当て。 早速帰りの電車で装着したのだが、劇的な効果があった。もっと早く買えばよかった。そもそも…
この週末は完全にオフ。掃除洗濯買い物料理以外なにもやらなかった。日曜の午後になり、さすがに散歩でもと思い立ち、近所の公園へ。 春の陽気。小ぶりの梅園は紅梅白梅がまっさかり。 去年は隋心院に「はねず踊り」を見に行ったな。1年たつな。このニ三日…