◆ウルグアイ対ロシア
どいつもこいつも悪党面だ。
倒されても、這いつくばって、頭でボールをコントロールしようとするウルグアイの選手。
双方に全く感情移入できない試合というのもめずらしい。
◆ポルトガル対イラン
MOM、マンオブザマッチは、断然、審判だ。
イランの監督、という選択肢もあったが、こいつは、ショーマンだ。だめ。
試合の荒れ方は、予選リーグ随一。
サッカーの半可通が、4年にいちど見るぐらいで四の五のいうな、とか上から言っているが、ちゃんちゃらおかしい。
おれはもちろん4年に一度しかみない。バルサ対リアルなんて退屈で見てられない。
サッカーの技術だのなんだのに全く、とまではいえないが、興味ない。
おれは、いろんなことに「興味がない」ということが得意だと自認するが、サッカーの技がどうだこうだは、とりわけ興味ない。
大の男が、たかが玉転がしに国を背負ってむきになってやりあう、そこから生ずる滑稽と悲惨だけに興味あるです。のことあるよ。
だから、今日なんか、二試合とも面白だ。再放送でも、ぜんぜんOkよ。
ロナウドの、ちゃっかり肘うちとか、滅多にみられませんよ。
肘うちするほうもするほうだが、大げさに倒れて七転八倒するほうもするほうだ。
それをまた、ヴィデオでみてイエローだとか言ってロナウド様に敢然と立ち向かう審判。
それがどうした、と馬耳東風にロナウド様。
世の中というのは要するにこういうことだ。一筋縄ではいかない、ということだ。