啓発舎

マジすか? マジすよ

今日は雨降りで終日籠城セリ。
ほとんどぼーっとしているだけだが、たまに我に返ると、そのときたまたま浮かんだ想念をいじくりまわして、割合長尺で考える、というか、断片をつなぐ、というか、そういうことを、つい、してしまう。


◆バターを塗る感覚は、とりあえず触覚だが、視覚、聴覚でもあるよな。
 マネの白い花の絵、ジュリーニブルックナー緩徐楽章
 バターを塗れる指揮者と、そうでない指揮者
 きのうの大野なんかは、塗れそうにない。
 どっちがいいかは自明。
◆青い空白い雲を凌駕する人為の造形は可能か。
財務省ノンキャリのテロは、本来誰に向けられたのか。
 アベ退治というのが大方の見解のようだが、もっと卑近に、キャリアシステム、身分制に対する無差別機関銃乱射、というのが、素朴な動機ではないだろうか。
 官僚組織の、心根レベルでの崩壊は、ここまできた、か。
 よいことです。次の展開は。これは久々の面白。
◆トランプの、過酷な条件をつきつける、当然相手は反撃する、さらに重たいパンチを繰り出す、相手が・・・と、先方が根負けするまでパンチを浴びせる、という不動産やで培った芸風が、模範演技のように展開しています。
EUは、お返しに、ハーレーダヴィッドソンに関税をかけるそうだ。
ギャグか。
玉突きで、世界中が乱闘になるまで続けるといい。これも面白。
生き物でないはずの国家もサバンナに棲息する、と。
歴史がそれを証明する。
◆国家は、構成員の、ある程度の求心力によって成り立つ。ばらばらじゃ体裁整わないからね。
国民の意識を糾合する役割を担うのは、この国では地上波民放だ。
ワイドショー。
束ねてます。
◆絵、とか、を見る肝は、とっさに、願わくは脳みその情報処理、言語化、などを介在せずに、なにかわ体感できるか、だ、おれは。
そこへいくと、絵を映すと同時にべたべたナレーションをのっけるNHK日曜美術館は、おれにいわせりゃ、絵をみるという行為を、根っこからぶっこわす、虚心にお芸術と向き合うことを阻止する、という、動機はわからないが、NHKのこの国の善男善女に対する働きかけだ。
対策は簡単。消音すればいいだけ。
これでかろうじて見るに耐える。
ときどき、インパクトもあったりする。
いきなり全体でなく、一部を拡大した画面をみせられたりして攪乱されたりもするが。
待てよ。そこまでされて、何故みるか、おれは。
来週からがまんして大河をみよう。
◆こうして悪態をつく、というのは、健全な批判精神なのか、すべてをとりあえず疑ってかかる、というつむじ曲がり根性なのか。
DNAレベルか、生育の過程で、どこかで刷り込まれたか。
思い当たるのは中学高校だ。というのは・・・この件はここまで。引き続き発酵をまつ。