水木しげるの幸福の七か条。
テレビでやったそうだ。
1.成功や栄誉や勝ち負けを目的にことを行ってはいけない
2.しないではいられないことをし続けなさい
3.他人との比較ではない。あくまでも自分の楽しさを追求すべし
4.好きの力を信じる
5.才能と収入は別。努力は人を裏切ると心得よ
6.なまけ者になりなさい
7.目に見えない世界を信じる
全部賛成。すでにやっている。
おいらの信条は、
気の進まないことはしない
だけだが、この一行で上の7以外の項目をほぼ包含する。
5番目なんていいですね。努力は人を裏切る。
以下個別に。
1、は、もう成功も栄誉も関係ないので、当方にとっては、設問自体成立しない。
2.は、なんとなく気の進まないことをやらない、と、しないではいられないことをやる、というのは、前者が後者を包含する構造。
やむにやまれずすることは、いずれにしろやってしまうので、これも自明。
3.他人とはもともと比較しないので、これもわざわざいう必要なし。
むしろ、他人がやってないからやる、というへそ曲がり傾向あり。
4.好きの力を信じる。
信じるもなにも、好きなことしかしない。力など発揮しなくても好きならやる。
好きの力を信じたことはないが、あれば、ごっつあん、というところ。
5.努力はひとを裏切る
もともと努力しません。
これは、周りから指摘される。
「努力とか汗臭いのは嫌いって言ってるけど、ほんとにあんた、そうだよな」
と30年間言われ続けた。
もちろん、「そんなに褒められると照れるね」と返す。
6.怠け者になりなさい
これは5と内容が重複する気がする
7.目に見えない世界を信じる
これは深いです。
妖怪を信じるかはこれから考えるが、目に見えない世界こそ世界そのもの、でこの20年やってきた。
この項目については、これ以上書くといろいろばれちゃうので、今回は略。
水木さんは、あまり言われないけど、サラリーマンものも、実は面白い。
手塚のサラリーマンものもそういえば。
鼻にすっぽんぶらさげた会社員のすっぽんが巡り巡って、というのとか。
巨匠が脱力すると、面白純度98%の混じりけなさだ。
きのう言ったミシマの「卵」もそのたぐい。
三島はなんだかんだ言って、巨匠ですよ。