どうも、権威とか、印籠とか出されると、とっさに身構えてしまう。
いい年してと自分でも思うのだが。
クリントントランプの漫才に対するスタンスもいくつくところ、それです。
WSJだのロイターだのを貼り付けてさぼっていたが。
自分の言葉で書いてみるか。
まじめに書きだすと長くなるので、途中でへこたれるかもしれないが。
予め結論を言っておくと、ヘブライ起源の一神教が、おいらには、ダメだ、ということなんだと思う。
はじめに神を措定するのが、あり、か、という議論は、ニーチェとかにまかせる。
ありだとして。
神は人を「神の似姿」としてつくり、その他の生き物を支配させることにした。
ユダヤ教起源のようだが、キリスト教も、このあたりは無批判に継承しているようだ。
人間は、もともと、特別な存在なんですよ、耶蘇教では。
動物じゃないのよ。生息域はサバンナではありません。
おれは、人間と人間のやりとりを考えるときは、必ず、サバンナで食うか食われるかしている動物を念頭に置く。
だから、おれなんか、この時点でアウトです、西洋一神教の伝統に言わせると。
人間は「神の似姿」なんだから、交通ルールを守って、戸締り用心火の用心して、右にびんた張られたら左を出して、そのほか「神に近づく」ギプスでがちがちに縛る、自分を、他人を。
クリントンは、それ、です、もろに。
絵にかいたような耶蘇教の優等生。
トランプは、ばかやろうそんなことできるか、の立ち位置。
ローマ法王にも喧嘩を売る。
早くもガス欠だ。
人類はみな兄弟姉妹、などではない。
油断も隙も無い。
知らない奴は警戒する。
だから、仲良くしなければいけない。掟として。無理やりであっても。
それならわかる。
笹川先生がおっしゃることとそこが反対、結論は一緒だが。
人類は兄弟姉妹だから仲良くするのではない。
兄弟姉妹などではないがゆえに、無限の闘争を避けるために、仲良くしなければいけないのです。
ホッブスとかロック以前に、キリスト教の抜きがたい人類はみな兄弟姉妹の「考え癖」からぶち壊す必要がある。
仲良くする一番の秘訣は、仲良くしないことだ。
やりとりしないことだ。
接触しなければ、摩擦も生じない。
それが、そっちはそっち、こっちはこっち論の本質です。
アメリカみたいに、あらゆる地域からあらゆる人種が流れ込んだから、現在の悲惨な状況が現出する。これはもうどうしようもない。どんなにアンチレイシズムだのダイバーシティーだのカタカナを並べ立てても「無限の闘争」は終結しない。最悪な国だ。
クリントントランプの泥仕合は、まさに、それを示している。
この国には、まだチャンスがある。
世の中銭金だけじゃない。
鎖国してつましく暮らす。
江戸時代をみなさい。
また、それた。
続きはいずれそのうち。