立ち読み。
◆東洋経済が不動産特集。
東京割安、円安、賃料および空室率改善、外国人やらファンドやら殺到、品薄、といういつもの論調。
リーマン前とまったく一緒。
余った金が流れ込んでいるだけですよ、みなさん。長期的には少子高齢化ですからね。マンションなんかとっくに供給過多ですから、宴が済んだら湾岸なんか悲惨です。タワマンの、なんというか墓碑群の風景だと思う。
◆おやじ週刊誌。
靖国は、文春よいしょ、辛嘲が、意外や後半いさめるトーン。オールドレフトみたいなかんじか。
靖国以前は、争って、日本海の向こうの国々を、ほんとに口汚くののしっていたもんだがね。
まあ、辛嘲も文春も一番の存在意義は、劣情のはけ口なのだから、いたしかたないか。
でも、辛嘲の後半の論調は、京大の佐伯さんをひっぱりだしてきて、マスヒステリーに警鐘を鳴らす、みたいなことを言っていたが、そりゃおめえの、週刊辛嘲そのものの自己否定になるだろ。
来週から休刊しますか。
でもまあ、言ってることはだいたい賛成だよ。
追加
◆こないだ秘密なんとか法の関連でNYtimesをよいしょするために、みつけたブログの筆者が靖国に言及しているので感想を。
ちょっと愚民観はいってませんか。
そりゃねとうよは阿呆だが、彼らも日常、いろいろストレスがたまってるんだと思う。
夜中ぐらいはおれさまになりたいんですよ。
だっておれもそうだもん。
短絡したいときもあるさ。
こまるのは、安倍ちゃんが、昼も短絡だということだ。
これが国家の危機管理上の目下の最大の問題だということだ。
辛嘲は、自分の追随者に安易に迎合するな、みたいな論調だが、これが決定的に誤っているのは、安倍ちゃんは迎合とか、そういう浮ついた勢力を利用しようとしているのではなく、単に自分がその一員にすぎないということなのですよ、事実は。読み違えてはならない。
安倍ちゃん自身が、要は、ねとうよなんですのよ。
というのが、おれのいう愚民観だ。
露骨に一国の総理をばかにしきっているという謗りは免れない。
人をばかにしちゃいけませんよ。反省しよう。
ところで、それと共通するものを今回のブログに感じるわけだ。
逆説のはしばしから、安倍、ばかだなあ、という見下しの匂いを嗅いでしまう。
とかなんとか言いながら、ひょっとして、結果としてエールを送ってしまっている私を神よ許したまえ。