啓発舎

マジすか? マジすよ

恵比寿 および年末行ったイタリアン

朝8時すぎ仮寓先を出る。
稲毛で用事すませ、4日ぶりに恵比寿へ。
さすがに閑散としている。スタバで放心。地下のライオンで放心、クリーミートップ。
じゃぶじゃぶと時を過ごす。
本屋で立ち読み。
芸術新潮、日本で大事なもの、というような特集。NHKの番組の副読本みたいなやつで岡部なんとか子さんの特集。イングロリアス・バスターズのムック。以上、10分以上(おそらく)立ち読みした本。
重いし、高いし、で、いずれも買わない。


◆年末の確か29日か、たまたま飛び込んだトルッキオという九段のイタリアンがあまりに旨かったのでネットで検索したら、名店なんですね、知らなかった。
 年末でそこら中店閉じてるし遅い昼をどこで食おう、近場だってんで、職場から通りを渡って例の赤いビルをこえたところにイタリア国旗が見えた、おお、ランチ営業ってんで、地下へ、という次第。
 しかしなんだね、毀誉褒貶、凄いことになってるね、グルメブログ界は。
 この店、一部で、接客最悪という評判が定着しているようで、最初に見たコメントが、「評判どおり接客が悪くてどうのこうの」というような出だしだった。女二人組で行ったようだ。
 当方、鈍感なのか、接客がどうこうという感じはなかったが。
 
 11月京都に行った時、ミシュランひとつ星の割烹で昼飯を食った。カウンター五席ぐらいあったと思うが、当方一人の他、女二人組。
 で、当方、もちろん一見だったが、どう見ても隣の女二人組より厚く遇されたような気がした。少し気が引けるぐらい。胡散臭そうに思われることは枚挙に暇がないが、一体なぜだ。落ち着かないぞ、というほどでもないか。

 どうも原因は相席の客にあるらしい。

 デザートの前あたりで二人組(ににんぐみ、ね、読みは)ついに席を立ってしまった。ご主人がとりなして、また座ったが。

 いきさつにつき当方が語る◆、じゃない資格はない。いちいちその二人組と女将のさや当てなどに注意してないから。終始当方の前で蟹の下ごしらえをしているご主人とぼそぼそやりとりするんでいっぱいいっぱいでしたから、こちらも。

 ただ、言えるのは、景色はあまりよくなかった、その二人組の。
 景色。雰囲気。醸し出すもの。
 理屈じゃない。 

 件の、九段のブログ氏も、それから京都で出くわした二人組も、実は、ほうぼうで、同じような、いやな体験をしているのではないかしら。
 食べ物やさんに限らず、洋服やさんでも、デパートでも、何故だか自分に接する店員は、感じ悪い人が多いわよ、と思っているんじゃなかろうか。
 どういう風に世間が見えているのだろうか、この人たちは。

 世界の見え方というのは、人によって違うんだな、と、しみじみ思う。


 自戒しよう。