8月20日(木)から22日(土)まで軽井沢。
20年ぶりだ。
新幹線で東京から1時間。ビール飲んでおにぎり食って新聞読み出したら着いてしまった。
中央線快速軽井沢駅か。立川の次、高尾の手前というかんじ。
レンタカー(軽だ)を借りていきなり万☆ホテルでランチ。相方はコース、当方はエビフライおよびシャンパン、ビール。
味、普通。雰囲気、普通。値段、福澤さん一枚でお釣り硬貨なり。
学生の頃、お茶だけしたことがあり、結構強い印象をもっていたのだが、30年ぶりに訪れると、田舎の老舗のホテルというかんじですね。
奈良ホテル、金谷ホテル、冨士屋ホテル、東京駅ステーションホテル、などと格式あるホテルどうしのグループを組んでいる、のだそうだ。
全部、当方が結構よく使うところだな。どうでもいいが。
せっかくだから、ホテル周辺を散策。別館のようなところで絵のキャッチセールスをしていた、全部本物50%オフとのこと、熊谷守一のご真筆がごろごろあった。別の建物では有田焼染付の皿が1000円以下。
まあ、そんなかんじです。
いきなり、の御出迎え。
軽井沢破れたり、と結論を下すのは、まだ早いか。
旧三笠ホテルは入館料が必要。ホテル(閉館はしているが)に入るのに、金はらうのか。素通り。
旧軽銀座。池袋発私鉄沿線任意の駅前商店街か。
このへんで引導を渡してもいいだろう。
中軽へ。
◆二日目
車で北軽井沢まで。30年前毎年合宿でこのあたりに一週間こもっていたのだった。あまり胸躍る思い出はないが。
確かこの辺り、と思ったところに、いきなり「北軽井沢ミュージックホール」の看板がでかでかとあるではないか。
昔のまんまでした。
白糸の滝に寄り道。ここはよかった。湧水が滝になっている。水に触れたら、温かかった。
ブレストンホテルでランチ、ビール。
ついでにハルなんとかテラスのデリでビール、ワイン。ここは今年できたんだそうだ。
◆三日目
レンタカーを返し、時間があまった。しようがない、南口に行くか、と駅をまたいで行ったら、巨大ショッピングセンター。さすがに勘弁と旧軽に逆戻り。
土曜の旧軽銀座はアメ横のようなにぎわい。違いは、中近東の人が偽造テレカを売ってないことぐらいか。古いね、オレも。
川の上流みたいな名前のそばやで一休み。値段は軽井沢価格。もり960円。もうやけっぱちです。
ところが、ここで相方が頼んだくるみのそばが、思いのほか美味なり。
駅で食った、なんとか屋のおにぎり、沢屋のグレープジュース(茜屋のぐれいぷじゅうす ではないぞ 茜屋の話をすると長くなるからここでは割愛)がいずれもほっとするおいしさ。
ついでに、帰りの新幹線の中で、おぎのやの釜めしを食い、これも昔と変わらない御約束のあじ、おまけの香のものセットも懐かく、涙がにじんだ。うそだが。
というわけで、軽井沢、大センチメンタルジャーニーでした。帰りの駅の売店がよかったのでめでたしめでたし。