啓発舎

マジすか? マジすよ

平和な週末

日経の春秋がやたらに大げさな言い回しをする。最近やや抑えているようだが。なんか仰々しい、マスコミの人にしてはめずらしい形容をするんですね。
ああ、文章は控えめにいうほうがいいんだな、と思いつつ、それにしても、当方、この3〜4週間は、まあその、たいへんだった。悉く、身から出たさび。誰のせいでもないおれがわるい。どうたいへんだったかはいずれそのうち。

昨日からの動静。
◆12日(金)
 晩、表参道。モリハナエビル ハナエモリか、で待ち合わせ。T氏。巨大な横長の紙袋を抱えている。バーゲンで靴三足買った、と。
離れて歩いてほしい。
 オープンカフェでいいところがある、というんでついていくと、こぶりなビルの地下。自然食づくしとのこと。
 ヴェジタブルとろろそばと五穀じゃこ入りなんとかかんとかを注文。
 まずい。
 店員は、化粧気なく、そろいの地味な黒のユニフォーム。旧帝国陸軍歩兵みたいな帽子を目深にかぶっている。まあ、宗教でしょうね。T氏曰く、落合K子氏の経営でT氏が青学でぶいぶいいわしていたころからあるんだそうな。
 店員の女性は、今日日めずらしく、皆概して小太りというかふくよかな体型。店主の趣味か。水野H郎と同じか。性別は異なるが、などと不謹慎な連想をする奴がいそうだ。おれか。
 早々に退散。
 せっかくだから青学裏手の、当方も、その昔多少は出入りしたあたりを散策。すこしさびれた印象。
 結局表参道エチカでワインだのパスタだの。これはうまい。
◆13日(土)
 ラボエムのテラスで昼。自転車で近道しようと思ったら聖心の裏手に迷い込んで、えらい目にあいました。
 入り口で、男の店員さんが当方に気づくと、寄ってきて、このあいだは失礼しました、等。ダブルブックおばさん逆上事件の当事者だったのね。こちらはすっかり忘れていたが。
 いやなに、ハハハ、と受け流し席に着く。
 女の店員氏が注文とりにくる。いつもどうもありがとうございます、と。
 なんだか、常連扱いになってしまったようだ。怪我の功名か。
 あ、とか、う、とかいいながらビールとパスタを注文。日経読んで1時間ほど。
 目黒のアトレで買い物。
 長者丸経由ガーデンプレイスというお定まりパターン。
 博物館で黒ビール。混雑甚だし。
 恵比寿アトレの本屋で南直哉氏と小乗仏教の人の対談を半ば買おうかと思って手に取り、立ち読みして買うのやめる。対談でなく、ひとりで書いたものだせよ。
 あと、坊主の立場から世相をどうのこうのいうのやめろよ。
 で、「入門 哲学としての仏教」竹村 牧男氏著 講談社現代新書 を買う、かわりに。
 で、いままで飛ばし読みしていたのだが、これは割合収穫あり。

 言語、認識、主客、そして時空。

 どういうアプローチであっても、行の道に踏み込むと、いずれはそういうことどもを相手にするようになる。自ずから向き合うことになる。
 この本、概括的な知見をもつのに役立つ。
 
 踏みわけ踏みわけ進むのは、個人のしごと。

 なんてね。

 ラーメンビル、とでもいうほかないタコ公園向かいのビル1階の数多あるラーメン屋の一軒で豚骨ラーメン。
 少し元気でて、自転車で帰る。