啓発舎

マジすか? マジすよ

歯を抜く

歯を抜いた。親知らずだったようだ。
今朝仕事場から○ビルの歯医者に電話すると、ざっと症状を聞いて11時に来い、と。
行く。
こりゃ痛いや、よく我慢しましたね、じゃ、抜きますから、と。
心の準備なし。え。くそ。まあいいか。
歯ぐきがくさっているので、切って糸で結ぶという処置も同時にやる、と、なにやら当方の口の中をがちゃがちゃやりながら同時進行で説明していただく。
「もう抜けましたよ」。まるで気づかず。
手際いいぞ。
は、終わりました、で時計を見ると11時40分ぐらい。
薬の説明を受けるも、ショック状態でろくに頭にはいらない。
明日また消毒に来い、とのこと。
はいわかりました、ありがとうございます、とほんとに真心こめて申し上げ退去。
地下の薬やで薬をもらう。
抗生物質は、3日間毎日1回飲んでください」
「一日3回じゃないんですか」と言いたいが綿を噛んでいるから、先方には、大方はなもげらみたいに聞こえただろう。
「一回です、なに聞いていたんですか」
「すみません」
「3日続けて飲むと1週間効くんです」
へえそうなんだ。
という訳で、仕事場に戻るや午後休暇の手続きをすませ帰宅。
このあたりが痛さのピーク。
横になる。
妄想がわく。

いま、なんだ5時だ、あっというまだ。
少し回復か。
コーンフレーク、牛乳、コーヒー。
おいしい。少し噛んだがいたくない。
気のせいか、左の咀嚼力、というか能率というべきか、は少し落ちたような。
まあいいか。

なんだかしみじみする。