セミナーのような講演会のような会合が千駄ヶ谷であり、ぎりぎりまで逡巡した挙句顔をだすことにした。1時間近く遅刻。
なかみは、スカ。30分で退出。ただし、講師の一人に義理があり、その人の出番には戻ってこよう。
もともと期待していないのでこういう流れは織り込みずみ。いい陽気なので外苑のあたりを散歩でもしようか、というのが出かけた趣旨。
絵画館の前では自転車のイベントをやっていて、競輪の中野氏、で間違いないと思うが、客集めのトークショウのようなことをやっていた。明治記念館の中華で昼飯、ビール。久しぶりだが、ここはいいですね。インフラのしっかりしているところがなんだかんだいって安心です。牛肉細切りのそばうまし。ミニ炒飯がかすかなしょうがの風味がきいて、これもうまし。
で、ビールのんで引き返すと、ココロコ、と確かいった、ゴスペルおばちゃん四人組がライブをやっていて、よかった。ほんとによかった、拾いもの。
道行く人がふと足をとめる、そのゆるい感じとよくあっていた。休日の午後というかんじ。東京はいいです。
で、東京体育館に引き返すと、相変わらずなので、テラス、無料なり、で缶コーヒー。風が心地よい。
結局セミナーは、最後の名刺交換のとき件の講師にあいさつだけして、引き上げる。まあ、予想どおりの展開。
表参道まで散歩。
竹下通りは、何年ぶりか。記憶はあてにならないが、20年ぐらいはこのあたりに足をふみいれてないのではないか。
ほとんど歩けない。巡礼状態。
気になっていた物件を実見。パスしてよかった。
通りひとつで人通りが全然違う。
ブラームス通りとかフォンテーヌ通りとか、凄い名前の路地をうつむきながら通り過ぎる。
こういうところは、当方が論評するのに適さない。事実として、この国に、こういう一画があるということを認識しておこう。
この気分は、とおい昔、清里の駅に迷い込んだとき以来ではないだろうか。
表参道ヒルズ。
ここは、前回、開店直後に来たから、なんだ、3年ぶりぐらいか。
前回より印象いいぞ。空間のパティオ感、かんじいい。
宮下というところで一休みするも、閑古鳥。ビールと鴨のなんとか。普通。
こういう洋食屋の致命的なところは、なんというか、どこも普通なんですよ、御同輩。あ、洋食ね、カニコロ ベシャメールソースで、という、あの普通感。新丸自由が丘グリルなど、あの、強気の値段設定でどこまで持ちこたえるか。一見だけ相手にする営業スタイルでいくのか、他人事ながら、気に・・・ならないよ。
表参道の駅で何と読むんだECHIKA、エチカか、でグラスワイン赤500円とクロワッサンおフランス風190円。今日の収穫はここ。ここ、いいぞ。
普通にこういう店があるか、というかんじ。
ほろ酔いTOKIO散歩。いま、世界でこんな面白い街はないと思う。