啓発舎

マジすか? マジすよ

トホホ

ほんとは先週書くべきだったのだろうけれど、24日の日曜日のコンサートには言及しておかないと。
モーツアルトのハフナー交響曲とドボ8。
ハフナーが、凄かった。ショスタコみたいだった。ここまで、というモーツアルトを聞くのは初めてで、いろいろものを考える契機になった。
指揮者は、当方学生オケ、同じ楽器の1年先輩。卒業していちどは普通に就職したが、音楽への情熱おさまらず、ということで、桐朋経由指揮者見習いというところか。
 学生オケのころは、チェロよりもむしろピアノの腕前を重宝されていた。物凄い初見力。
 今回聞いて、音楽、というものが体の裡から、やむにやまれず出てくるか、そうでないか、そうでない場合、キャリアを経ると、どういうことが出来するか、という実験結果をまのあたりにするようだった。
 なんだか、やるせないような、気分になった。モーツアルトを聞いてこういう気分になったのは、記憶にある限り今回が初めてだ。長生きするものだ。
帰りに錦糸町で気分転換に一杯やりながら、普遍、ということに思いが飛ぶ。これは毎度のこと。

このところ、トホホなことが身辺に次々ふりかかり、なんだか、めげている。

一方で、やたらにでかいヤマが進行していて、こちらは当方の手からは半ば離れていて、なるようになれ状態ではあるのだが、予断を許さない状況。

不安定。