なんか、2007年とまわりの空気が似ている。
サブプライムローンとかで、すべてがうごかなくなったころ。
暴落はその1年後だった。
リモートだので都心から郊外、所沢、川崎、船橋以西へ、と騒いでいるが、そては一時的、かつ、一部。
リモートの大半はリストラ予備軍、ほんとにリモートの力のあるやつは、もともと耐性あるから引っ越しの必要なし。
去年と比べ、今回がすこしシリアスなのは、田舎に帰る、実家に戻るヒトビトが、おれのまわりでは増えていること。
これはおそらく不可逆だと思う。
要は、需要層が移ろうのではなく、パイそのものが縮小。
ベトナムが夜逃げしこの国の非正規がそれをうめる、のが去年だったとすると、今年は、その非正規が持ちこたえられなくて、離脱。
雇用そのものが縮小、という構図。
これにおそらくオヤジ正規がお払い箱になり非正規にじわじわ参戦始める。
おれのまわり、近所のローソンも、カレーやも、ホワイトカラーの成れの果て風のおやじが、娘か孫か、みたいなねえちゃんに顎で使われている。
他人事ではない。
間接的というか、直接というか、おれなんかにも、特にこの3月以降、きている。
商業系は、どうなんでしょうね。
いずれにしろ、助成金だの融資だののじゃぶじゃぶが剥がれるころ、一挙にいろんなことが露呈する。
オリンピックは、まったく関係ない。
保有耐性は、月々決まった出金、一番大きいのは借金だ、これ次第なので、まあ、なんとか、持ち堪える。
しばらく、これは年単位です、こんなかんじが続く。
悲観ではない。
この時期、なんとか持ちこたえる展望があるというのは、悪い話ではない。
数字やってて雑感。