いつものカフェ。
イギリス総選挙の結果の記事がおもしろ、だった。ので書く。
アイデンティティがキーワードだ、と。
ふたをあけたら、そのアイデンティティは細分化し、スコットランドだのウェールズだのの独立機運に火をつけた、と。
この国は、どうか。
刈り上げは「島国一族」というが、ほんとに「一族」か。
かつて関西に三年半いた。いまから、もう15年前ぐらいから。
東京からあっちにいくと誰でも感じることだが、強烈な、アンチの感情が、関西のヒトビトにはある。
それを書くのが本稿の目的ではないが、私も、当初、いろいろびっくり体験があった。決して、おもしろ、ではない。
が、では、関西人どうしではどうか、というと、関西で結束する、という空気は、全然ない、というのが当方の体感。
ばらばら。
へたすると、家族も疑心暗鬼。
銭金の前には。
という、ヒトという生き物を知悉したヒトビトの集合だからか。
あついは、実は東京以上に、流れ者集団だからか。
出自、とか、腑分けしていくと、また、ちょっとあれだ。
地域は、あまり、この国では「アイデンティティ」の統合のフラッグにはならない、と、いま、決める。
では、例えばなにがあるか。
この国で、「お互い日本人」という括りで一体感を醸成するのは、相当無理がきている。
来年オリンピックがあるが、どうですか、ね。
国でくくれないとすると、何がキーになるか。
どう細分化するか。
ところで、さっき本屋をのぞいたら、お受験本コーナーがある。
場所柄、こどもを有名私立小学校中学校に、という親がたくさんいて、本買うんだろうね。
いま、紙の本買うのは、こういう階層ぐらい、なのか。
学力とか、そういうのが本分だと思うのだが、それ以上に、ステータス、とか、帰属意識、要すれば、箔つきまっせ、ということのようだ。
ほんとか。
なんか、いままでが前置きという気がしてきた、書いていて。
喫茶店なので推敲できない、ことはないが、めんどい。
おれなんかが、どうか、は、措くとして、同窓会がどうとかこうとか、チーイt-パッパやってる。
それ読むと、全然、そいつらに、連帯、はおろか、親しみみたいな、親和力のようなほんのかすかな気持ちの動きも感じない。
おれらの学校には、妙な、やさぐれ者意識みたいなのがあって、これは、はっきり選良意識と結びついている。
普通、ぼくちゃんおりこうさん、だからキミたちとは違うんですよいいですね、というのが、一般的ンあエリート意識だ、とする。
おれらのところは、おいらは世の中を斜めにみます、カッコいいでしょ。
という。
それhあいい、それは構わない。
だが、それをお前が言うか。
生徒さんだったころは、チンコウもたかずへもひらずだったおまえが。
小さなサークルのおれさま意識、って、せいぜいこんなもんじゃないだろうか。
アイデンティティというのがあるとすれば、その帰属対象は、自分だけですよ。
それ以外は全部虚妄。
なにかにすがって安心立命しようとするのはやめたほうがいい。
しかも、そのすがる対象が、その文化なり属性なりが、そいつと実は相いれない、という場合、そいつは気づいていないけど。
ということが、身の回りでいま、繰り広げられている。
私の☆◎(←学校名)度は70%、とか、やってるわけよ。
やさぐれ、というのは。
ほんとのやさぐれ者とういうのは、だなあ。
いいか、耳かっぽじってよく聞け。
というところでタイムアップ。
ハハ。