こっちワールドの波風、続報。
取引先の内ゲバだ。
登場人物
社長:㋑
ナンバー2:㋺
その手下:㋩
の3名。
◆㋺が突然出社しなくなり退社となった、との報が㋩よりおとといはいった。
◆㋩がきのう来て、いきさつの報告を受けた。直接の原因は、㋑と㋺のけんか。
㋺は、当方のカウンターパートで、当方に関する限り、たいへんよく対応していただいていた。㋩とも、傍から見る限り仲良くやっているようにみえた。
ところが、きのうの報告は、冒頭から㋺を「あの人」と他人行儀に呼称し、実は、うえにへつらい下に厳しく、仕事はすべて下に振り、自分は、ほとんど遊んでいた、と堰を切ったように、㋺の悪行を言い募り始めたのであった。
しまいまで聞いたが、あとは、まあ、よくある話でした。
ところで、当方の担当は、長いこと女㊁で、これは㋑とつながっている。
こいつは食わせ者だ。仕事は雑、部下の女子社員を悉くいびり出す、意味なく話をこじれさせる、というどこの職場にも必ず一人はいる、ダメ女社員。
複数のしがらみから、これを排除できず、先般、解雇レベルの銭金がらみの不祥事をこいつがしでかしたことに乗じ、やっと、これを排除したのがつい3か月ほど前だった。
で、担当は㋩になり、ほっとした矢先の、今回の話。
㋩は、明らかに、ナンバー2の座を狙っているようで、そのためには、現在のスタッフを極力味方につけなければいけない、で、あろうことか。
「いや、㊁さんもよくやっているので」という、雲行きの妖しいフレーズがとびだす。
「担当に戻す」の伏線か、早くも。
といったやりとりがきのうあっただよ。
「ヒト」が3頭よれば、だいたいこんなもんですよ、世間は。
健全な三者関係だ。
他人事であるかぎり、笑う、ほどでもないか、普通にバカにして傍観していればいい。
ところが、そのヒトの個体でなく、集団と当方は仕事の接点があり、影響がこちらに及ぶとなると。
文字通り他人事でなくなる。
結論は、㋩が「私が責任をもって主宰をお守りします」みたいな、これもよくあるフレーズで、いや何卒よろしく、ということにきのうはなったけどね。
㋺に面従腹背でした、ということが実もふたもなく明らかになった今、こいつに信を置くなどできない。
もともと気を許してはいないけどね。
密猟者が完全武装しても食われるサバンナで、主宰はこうして生き延びています。
ブンガクのみなさんは、いかがですか。