ヒトのココロを動かすのがブンガクの役目だ。
その力は失われて久しい。
原因は、挙げて、需給の双方にヒトを得ていないことによる。
およそ「ブンガクシャ」を自称する奴は全部ダメ、それを読むのは、輪をかけてダメ、つーことです。
ところで。
今日手にした当方あての文書の以下の一節に、激しく心動かされた。
貴殿との契約が定期建物賃貸借契約であり、契約の更新がなく期間満了により終了すること、再契約するか否かは新たな合意に基づくものであり、協議が整わない場合には再契約は締結されず、その場合には契約期間の終了までに建物の明渡しをしねければならない旨承諾いたします。
契約の相手方が「貴殿」、というのは主宰のことです。に差し入れた文書。
謹んでお受けいたします。
なんか、生きる勇気をもらった。
ブンガクの可能性は、こんなところにある。