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昨日は午後ずっと雪を見て過ごした。
白いつぶつぶが乱舞するのは、見ていて飽きない。
激しいが静謐。

で、一夜明けて、青い空。

雪、というのは、原初的な記憶を呼び覚ますところがある。
と、明らかに弛緩した状態で、今思う。
密教なんか、修行にとりいれたらどうか。
「雪行」
ひたすら雪を見る。
「あ」の字とにらめっこするより、焚火して遊ぶより悟りが早まるかもよ。

弛緩、ゆるめること、と抱き合わせでやるのが、こつだ。
雪を見たら、青い空白い雲も見る。

これでいいのだ。