啓発舎

マジすか? マジすよ

営業会議。荻窪のうなぎ屋。
世間話から始めるので、時事ネタが俎上に上がるのだが、このところ、これが全然盛り上がらない。湿る。
トランプの世界秩序破壊は、世界の警察官から降りる、ということは表層で、究極は、アメリカファーストというのは、結局、万人の万人に対する戦い状況にいきつくので、正確にその過程を歩んでいる、従って退屈、という認識。
アメリカファーストという、よろしい、ではアメリカ国民は全員「ファースト」で受益するのか。もちろん、そんなことはなくて、すでに資産のあるもの、に配分が偏る。では、さらにその中で。
とやっていくと、際限なく細分化した集合間の分捕り合いに行きつく。
勝者は、サバンナで生き抜く地頭のある奴。
今日の相方は、もちろん、自ら恃むところああるから、自分の勝ちがわかっている、従って退屈、というような流れ、か。


まあ、そうだよなあ。

国レベルのすったもんだに国を背負って悲憤慷慨する奴は、ばかだ、と。
産経の読者も朝日読む奴もともに愚か者だ。


以下、当方がうなぎやでは語らなかったこと。
箱根のエピソードをみたまえ。
生身の人間どうし、最早、コミュニケーションが成立しない、おのれのエゴ、おのれの小さな世界を維持するためには、他を叩く、から一歩進んで、おのれ以外の存在を「無」化する技術を磨く段階にきている。

地下鉄にのるたびおれが車内で感じるオーラは、おそらくこれだ。

これは、おれにとっては、明るい展望です。
いいじゃん、それで。