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背中がひりひりする。普段つかわない筋肉が自己主張しているとおぼしい。
というわけで、今日は終日リハビリです。
体の疲れの心地よさを久しぶりに味わっている。

徐々に、自分の存在も本来あるべきところに収まってきている。

人と会うと、ちゃんと人と過ごすと、自分の存在の過半を相手に明け渡す、というのか、譲る、というのか、自分自身を差し出すことになって、自分のなかで自分がだんだんお留守になる。

で、それがすんでしばらくたつと、余所にでかけていた私自身が、ただいま、と言って帰ってくる、そういう過程が自分の中で進行する。

なにをするでもない、ただ満たされる、というかんじです。

ほっとする。

自分のなかで自分がやすらいでいる。

この先しばらく、とりあえず今世紀いっぱいぐらいは、自分のなかはこのかんじで閑かにやっていけそうだ。