啓発舎

マジすか? マジすよ

きのうは、イベントはしご。

雑誌がなぜ売れないかフォーラム。
一ツ橋でご近所だったのでチャリでお邪魔しました、ロハだし。
週刊文春の編集長と東洋経済役員とライターの方がパネリスト。
司会 田原総一郎

文春の新谷編集長は、いいネタをどんどん繰り出せば雑誌は売れる、というたいへんわかりやすいスタンス。
東洋経済は、オンラインに力いれている、と。


文春のやりかたが正道でしょうね。
東洋経済のオンラインを見に行かなくなったのは、ライターの与太が目に余るからだ。ヒット数を自慢するなんて、自殺行為だと思うがね。
迎合してどんどん小汚くなる。
ライヴァルのダイヤモンドのオンラインも、そうとうお下品になってきている。
オンラインでも競合二社が与太対決か。

全然これでいいのだ、と思います。
金も労力もかけないで数字を狙うには、作文の与太でカマすしかない。
クリントントランプの泥仕合がしぼんだ今、次なる野次馬ターゲットは東洋経済とダイヤモンドオンラインのライターお下劣作文合戦だ。


文春の新谷氏は、連戦連勝の迫力があった。
どんなに苦労してスクープしても、「一部週刊誌報道」とテレビとかにさらわれてしまう、と憤っていた。
そりゃそうだよな、と、素直に思ったさ。


総じて、汗かかないから与太のレベルは下がりけたたましくなる、という構造がよくわかった。
新谷氏に敬意は表する、文春はがんばっているとは思うが、雑誌一般は、もうだめじゃないですか、やっぱし。