◆ガーナドイツ
今回のガーナは、赤一色。前回の白のお洒落は、ない。
試合はしかし、後半、ドイツが点をいれてから、やおら盛り上がった。
攻め合い。
よく、ドイツをこじ開けた。
ドイツも、がんがん攻めてきた。
ドイツにしてはディフェンスゆるめになって、そこをガーナが、遮二無二攻め込む。
この試合は引き分けでいい。
両チーム、なんだこのやろ、の迫力。ひんぱんなサイドチェンジ。そっちが攻めたらこっちも攻める。
見応え満点、両方、よくやった。
◆アルゼンチンイラン
はっきり、アルゼンチンには、ちんたら感あった。
「どうもアルゼンチンは、ボールもってない選手が動かないんですよね」とか「攻め2枚しかありませんよ」「独りでボールもちすぎますよ」「これだけ周りが動かないと、どんな選手でも役に立たないですよね」という解説の山本さんの言うとおりだ。
だがしかし。
そこがアルゼンチンの持ち味だ。
そういうチームがあっていい。
メッシは、シュートする瞬間ゴールを見ていない。
完全にイメージができていて、シミュレーションもできていて、それを実行に移すだけ。芸術だ。
千両役者というべきだろう。
試合は、イランがよくやった。
世界が見ている、という男たちの迫力。
ビールがこんなにうまくてどうしよう。