夜明けとともに起きる。小鳥のさえずりに自ずから目が覚める。
小鳥の声のなかでただぼーっとしている。
昼すぎるとさすがに落ち着いてくるのだが、いったい何種類いるんだろう。
やまばと しじゅうから おなが すずめ からす めじろ? あたりはなんとなくわかる。
ぴーぴー およびそのヴァリエーション
じー ぎー 尾長など
かー これはカラスしかいない
ほー とか ふー とかいう系 これは鳩ね。
みんなたのしそうだ。
ぎー とかギャー とかいう人、じゃないか、鳥か、もわりとすきだ。
水鳥がぎゃーと一声鳴いてばたばた湖面を滑空して飛び立っていく、おお、というあのかんじ。
鳥って、ときどき、なんか、他人と思えない。
そのうちあっちから話しかけてくるんじゃなかろうか。
というわけで、茫然自失状態がつづいている。
しばらくこの状態が続くと思われる。
少し当惑している。
このままいくところまでいくのであれば、それはそれでいい。