ブラームスの室内楽がなぜ沁みるか、と考えていて、突然ヴィオラだろう、と思いついた。ヴィオラとユニゾン、ヴィオラと三度、の、例のもってまわったパッセージ。こないだ、キーシン レーピン バシュメット マイスキーという凄いメンツでピアノ四重奏をnhkbsでやっていて、テレビだが、沁みたのだった。
tuttiなど音程も結構幅がありろくに合わせてないな、というところもあったが、そんなことお構いなし、おじさん四人でこの作曲家の世界に沈潜する。で、でるのは、やっぱり、諦念ですよ。
バシュメットのヴィオラがよかった。中心、というかんじだった。
ここで、突然、作曲家と楽器一覧を発表する。
この作曲家の一番の楽器はこれだ。
◆ブラームス ヴィオラ
チェロだろう、という向きもあるかもしれないが、この人は、ヴィオラだ。
◆フォーレ フルート
◆バッハ オルガン
これは月並みか
◆ブルックナー
金管群
◆ショスタコーヴィッチ
木琴
◆リヒャルトシュトラウス
ホルン
◆ドビュッシー
ピアノ
◆マーラー
ラッパ
◆モーツァルト
ヴァイオリン
どうしても、ヴァイオリンで一人あげるとするとこの人だ。
◆バルトーク
打楽器群
◆ワーグナー
コントラバス の音圧
◆チャイコフスキー
木管群 チャイコって木管をかたまりで鳴らすのすきだよね。
ラヴェルはなんだ、クラリネットは誰だ、など、これ結構難しい、な。
肝心のチェロは誰だ、と言われると、困る。この楽器は八方美人、使われやすい。
オーボエもそうだな。
ねよう。