啓発舎

マジすか? マジすよ

オフ二日目

◆東電株価ストップ高
 あてにならない情報が飛び交う中、あるていど判断のよりどころにしていいと思えるのは、マーケットの評価。ドライな市場が、東電はしのいだ、と評価した、ということ、なのだろう。
◆今日の放水が、分岐点になるか。
◆今回、当方を含め、普通の人たちが、自然に、自ら情報の選り分けをし、採用するべきものを取捨選択して判断しているように思う。
◆官邸、官庁(保安院)、当事者である東電、そして、そこからの情報を評価するメディア、それぞれが迷走する中、いま進行している事態は、だいたい、こんなところだろう、と見極めることを、みんなが防衛的にはじめている、ように感ずる。
◆自分なりの悲観シナリオを、最悪の想定をもっていないと、たとえば、おととい、か、の、それまで報道されていなかった二号機爆発4号機火災の連打で、ほんとに動揺したような、我ながら恥ずかしい事態が今後も起きないとは限らない。
◆再度臨界、東京都民全員避難の大移動、というあたりが最悪か。だとすると、ここ一両日の事態の推移(放射線量に大きな変化なし、放水開始、電源確保・・・これはまだわからないか)からは、その危機だけはなんとか回避の方向に向かっている、といえる、か。独断だが。
◆今日は昼、恵比寿方面に外出していたのだが、街は平穏。ガーデンプレイスなど、広場に人影まばら、なせいもあるかもしれないが、特にみんな殺気だっている、というかんじは、ない、相変わらず。用事をすませて、記念館・・・は休業だったのでビアステーションでスタウト。
◆帰って、性懲りもなくMXの「5時に夢中」をみる。二度目。平日のこの時間にテレビを見られるという環境がもともとなく、あったとしても、まあ、この時間帯にテレビなどみない、まちがってみたとしても、MXまでは・・・。ということで、この番組に巡り合ったのは、今回の視聴行動、自宅にいるときは音を消して絵だけつけてる、のおかげ。
◆今日は、ゲストが違って、中尾ミエさんとジャーナリストの上杉隆氏。こないだ、デキビジで勝間さん相手に記者クラブの旧弊をさんざんあげつらっていて、おもしれえ、と思って見ていたが、今日も題材は今回の事故だが、言ってることは同じ。
◆ただ、今回原発については海外のメディアが先行し、正確だった、メディアリテラシーの精度をあげるためには、みなさん海外メディアの収集も含めて感度を上げましょう、というのは、少なくともオレに関する限りは、むりだ。
◆それにしても、司会のお兄ちゃん、となりの、この人はだれだろう、お姐キャラ、ともに、脱力、というか、クールというか、妙な平常心というか、不思議な雰囲気のある番組ですね。