啓発舎

マジすか? マジすよ

受け身でテレビ

午後からオフ。市ヶ谷からJRで恵比寿へ。ビアステーションでスタウト二杯ほか。
本降りの雨のせいもあるか、三越など、ほとんど客の姿もない。
連休は静かなすべりだし、と言いたいところだが、つい昨日、おとといか、あることに新たな展開があり、それと向き合うかんじになりそうな気配。ほとんど自分自身の内側のこと。

雨は落ち着きますよ。

ガンツは、予想したとおり、後半収拾がつかなくなった。
足手まといの素人さんがでてきて愁嘆場、というサイドストーリーは、どうしても必要か。
二宮、いい線いってるんだが、そこだけ、そこだけ間延び。
松山ケンイチ一人二役は、正直くどい。
みんな、やたらにちゃんばらをするのもいい加減辟易ではあったが、地下鉄のなかでの女同士の斬り合いがその中では緊張感あった。
下妻物語の、巨大な大仏の下での金属バットの応酬もそうだが、女同士が勇壮、というのは、時代か。

ところで、蒲田行進曲も、実は最初だけ見たのだが、これは途中で挫折。
なんか、面白い面白くない、というより凡庸というかんじ。深作さんだが。

古畑任三郎シリーズを、実は、初めて見ているのだが、シリーズとおして傑作だと思う。
犯人役に負うところが大きいが、
緒方拳の医学部教授、加賀丈二の、これも医者、あと、意外や染五郎、なんかいい味だしてる。
諧謔のセンス、というのが共通するところか。

テレビでやってる映画を受け身でみる、というのは、気楽で、ちょっと、いい。
たまたま出くわすものを、とりあえずえり好みせず見てみる、というところ。
受け身、が、肝だね。