啓発舎

マジすか? マジすよ

今日報道されたこと

 夜中なので手短に。
◆29日付けの朝日新聞が社説。解説でプルトニウムに言及。また、炉心溶融について。
 いまごろ、なんだ。全部後追い。素人の当方より遅れている・・・わけなく、当然知っているのだが、土調べたらプルトニウム出ました、という発表がないとこういうことすら言えない。
◆「プルトニウムがでました」についての論評。
 保安院:憂慮すべき状態。
 東電:人体に影響ないから心配ない。
 これは、東電の体質を示す好個の事例。
 保安院は今回については率直。
 プルトニウム検出→そうではないかとは思っていたが、炉心溶融だったのね→最悪再臨界→そうでないとしても炉心の暴走は続く、しかも漏れる→施設内、外への放射線汚染続く→作業停滞→長期化→人体への影響→憂慮すべき状態
 てな、かんじか。それがし、素人じゃが。
 対し、東電は、とっくにそんなこと知っていた。で、この期に及んでも、その事実、というか、検証されていないから事実とはいえないのかもしれないが、様々な指標から事実とほぼ推断できる事象、について、それを明示せず、なんだかしらないが、まだ大丈夫といっているだけ。
 説明しない、気休めをいう。
 事実をつまびらかにすることを避けるために、表層を糊塗することに終始する。
◆なんでも疑わなければいけない、というのは、素人にはきついよ。
 また、先行きの展望も自分なりに持っておかないといけない。自分なりの最悪シナリオを用意して、最新の情報とつきあわせて、それを都度改定していく、ということを、おいらも、隣のみよちゃんも、それぞれがやっていかないといけない。
◆でも、身を守る、或いは守りきれないという肚をすえる、ためには、これもどうしても必要。

 そこへいくと、迷亭氏は当初から肚すわっていた。
 千葉に住んでいながら、水道水はがぶがぶ飲む、野菜は食いまくる。
 運命は受け容れる。めそめそしてもしかたない、と。
 
 しかし、くどいようだが、いま起きていることは、きちんとトレースしていくことが、なんというか時代の証人、としての役目のような気もする。
 めそめそするのはおいらのDNAだとしても。