◆ビール、モエ・エ・シャンドンロゼ・赤ワインという心づくし
きのうの慰労会。ありがとう、T氏。
モエ・エ・シャンドンの「ロゼ」が肝だ、とのこと。
わしゃよく知らんが、水のようだ。洗練。おフランス、おそるべし。
◆きのうのレセプション。回遊すればいろいろあるが、今、当方の脳裏にあるやりとりは、来年のコンマスH氏との立ち話。
◆1980年夏、当時、高校生だったH氏は、ある学生オケのブラームス2番を浅草まで聴きにきた。
その演奏会に思うところあり、自身、入学し、入部し、そして現在にいたっている、ある意味自身の人生を決定づけた機会だった、と。
それは、当方が演奏者として出演していた演奏会だった。学生オケでブラームスの2番をひっさげて、西日本方面に演奏旅行をする、その皮切りの演奏会。浅草公会堂だ、六区の馬券売り場のあたりよ。
H氏、すこしうわずっていた、ビール、ワイン、その他、の力もあったかもしれないが。
それを目のあたりにして、当方も、少し、その、しんみりしたのであった。
おしまい。
◆なんだか、最近、この種のことが多い。
自らのいままでのたどってきた道で交錯するあれこれ。
そこに介在する、人。
◆H氏は、当方のサークルの後輩にあたるわけだが、せいぜい年はみっつ下ぐらい、まあ、同世代でしょう。おじさんです。
おじさんであり、少年です。
◆だいじなのは、その「人」と通う、なんだろう、ふるえ、みたいなものに、かけがえない、という感覚があること。いまこのときこの場所、という認識。