啓発舎

マジすか? マジすよ

テレビ来る

テレビが届いた。実は、いままであったやつの液晶が壊れて、ずいぶん長い間テレビなしで過ごしていた。別に痛痒は感じないので、放っておいたのだが、こないだネットをいじっていて、32インチが6万円台、というのを見つけ、衝動買いしてしまった。
アクオスだ。左上に「世界の亀山ブランド」というシールがはってあり、ちょっと笑える。

でかいぞ。

いままでのは15インチだったから2倍以上になるのではあるが、面積だと4倍か。
部屋の中での存在感はそれ以上だ。

少しみる。サッカーだのバラエティーだの。BSもはいるのでそれも見る。富士山をバックにフォーレラシーヌの雅歌(テロップは賛歌になっていたが)を少し見る、というか、聴く。音は、格段によくなった。

消す。

どうしても、テレビを見てると、時間を一番無駄につかっている気がして、落ち着かない気分になる。
暇つぶしにならない。

昔からだ。なぜだろう。別に、低俗とかそういうことでは、なく。

後ろめたいような、背徳的な、かんじ。

無駄な買い物をしたか。

で、こうして、昼下がり、西日を浴びて、濃いコーヒー、インスタントだが、をなめ、ぼーっとしていると、豊か、という空間に時間が流れる。
豊かな空間、というより、豊か、という空間。
空間が、ただ空間である、というかんじ。