雨。
6時には目を覚ます。年だ。
エビス黒。
テレビをつけてみる。
自民党五人組。
当方、何事につけ、相当保守的になってるとの自覚はあるが、それにしても。
鼻白む、というかんじ。みていて、気恥ずかしくなる。
負けても要所で遇していただけるそうで、学習院のおぼっちゃんを除く全員が学習院の顔色をうかがっている。
あまり、天下国家のことに容喙したくはないのだが。
朝からわるいものをみた。
雨は嫌いではない。
京都の雨は、よかった。
東京は散文的だ、もういいかこのフレーズは。
以上は、朝9時半ごろ書いた。
以下晩の7時に記述。
と思いきや、雨上がり晴れ間がみえた。
麻布へ。
有栖川公園の梅のところでまたエビス黒(ナショナルマーケット)および神戸屋キッチンで買ったサンドウィッチ。
広尾の商店街をうろうろ。明治屋のビル。閑散。明治屋自体も客は少なく、ナショナルマーケットの賑わいと対照的。
流水書房で別冊太陽の内田百輭特集を買う。
スープストックでカレーセット。これお値打ち。飲み物はまたビール。
ちょうど祭をやっていてガラス越しにお神輿が通り過ぎる。
スタバに場所をかえ、別冊太陽読了す。
通りに面した席で行き交う人々をぼーっとながめていると、ここが日本だか、どこか任意の国だかわからなくなる。あらゆる国籍の人々が普通に地元民として、行き交っている。
トランス状態に近い心地よさはあるが、やはりここは京都ではない、あたりまえだが。
散文的。
百輭はすごいな。
思うのだが、漱石にしても百輭にしても、あるいは、そうだな、内田魯庵にしても、文士どおし、実にまめに交流してますね。
豊かだな、と思う。
ふと目をあげて道行く人々をながめると・・・。
さ和長で、そば。生ビール。普通にうまい。
客当方のみ。店の人も、いつのまにかいなくなる。
昼下がり。そば。ビール。静寂。
というわけ。
わしが学校に通っていた自分、そうじゃなもうかれこれ30年以上前のことじゃ。その頃と比べればにぎやかにはなったが、ここは地に足がついてる感じはするのう、街が。
ナショナルマーケットも、わしが中学生のころできたのだから、もう30年以上たつんじゃな。
そういえば、那須飯店がなくなったようじゃ。
ま、というわけで、午後は麻布でトランス。
当方の皮膚感覚では、白金台方面よりこっちのほうがゆるみます。
そのあたりは、また今度。