■

東御苑。

開園まもなくだったので、まだ朝の凛とした気ものこり、素晴らしい時空間であったのだが、なんの感興も催さない。

小一時間たって、ようやく自分が空間に馴染んできたか、いつものように緑が体内に吸収されるように、なった。

自分の裡の環境が、ほとんど空間認識を決定している、という事実に、否応なく接した次第。

なんか、漢字の多いぽきぽきした文章になったが、今朝あったことを手っ取り早く言うには、やっぱりこの形式が楽。

今は午後でじぶんちで、いつものように間接光と遊んでいる。