エロいかは、まあ、よかった。
どっちがどう、というのは議論のあるところだろうが、おれには、1stVn先走りよりも、向かって右側もっさり、の印象だ。
俺自身の経験から言うと、チェロは、食わないとダメよ、この曲は。
◆ヤマカズジュニアは、ことさら、かます姿勢を貫いた。
おれは、よかったと思う。
1楽章GPのあとの、ずんずんずんずんずんずん ずんずんずんずんずんずん も、盛大にかましてすげえ減衰、は、おれの好むところだ。
◆三楽章のヤマカズの踊りは、奏者には、実は、邪魔。
この楽章は、冒頭のテンポ設定で指揮者の役目は終了。
奏者が聴きあいながら勝手にやる。でないと崩壊する。
ヤマカズ、遠慮なく悪乗り。まあ許すか、ってとこか弾いてるほうは。
◆終楽章、よかったすよ。
悪びれずどんちゃん騒ぎ。
◆今夜は、妙に、1stVnが冴えていた。
FlとOb。神田吉村か、吉村神田か。ソクラテスかプラトンか。
あと、ティンパニ。
たぶんトラなので、微妙にアンサンブルから浮いて、目立つ。
それがよかった。
固め、でかめ、で、るせえよ、という向きもあると拝察するが、おれは、あり、です。
4つの歌は、キャストミス。論評不能。だが、終わりよければすべてよし。
ヤマカズジュニア、ぼくちゃんイメージ払拭、か。
と、東スポ流でしめる。