第1884回 定期公演 Bプログラム
ベートーヴェン/交響曲 第8番 ヘ長調 作品93
ベートーヴェン/交響曲 第7番 イ長調 作品92
指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
コンサートに通う一番の目的は、気分転換だ。
月に一回、生活にアクセントを。
あーだこーだは、だから、本来必要ない。
こうやって、たんびに能書き垂れるのも、義務感を感じる、最近。
もちろん、ブロム爺がベト7を振ると、今夜の演奏になる。
予定調和だ。
メトロノームがどうしたこうしたはどうでもいいが、早め、二楽章ほとんどインテンポ、そんなことわかっている。
ベト7は、ライヴで100回聴いた、自分でも2回やった。
終楽章の、E Dis E Didのオスティナートでクレッシェンド、まだよまだよ爆発、の快感もチェロ奏者として知っている。
楽曲が強すぎて、指揮者の介在する余地が、この曲は、少ない。
ホール全体が鳴動する時空間を体感すること、が、当方が定めたこの曲に向き合うしきたりなので、今夜も作法に従って私もきちんとお点前しました。
印象。
8番、7番とも三楽章の、ざくっ、ざくっ、とした弦が気持ちよかったです。
恒例、今夜のMVP
天翔けるフルート、神田さんのリズム感もよかったし、といいたいところだが、それでは月並みなので。
2ndVnに決定。特に後ろのほうでのけぞってたプルト群。
セコバイでこの景色はめったにみられません。