スタバの体感、ひりひりするかんじが、地下鉄だ、と、いまさっき気づいた。
地下鉄車両内の、他を排除する客どうし。無意識に、あるいは十分意図して発する斥力。
スタバ店内で、鬼、というのは鬼に失礼だ、むしろ、この国の平均的な女の平均的な形相、普通の女の形相、これがいちばん凄い、でスマホをにらみつけるおじょうさま。
スタバに蝟集する集団は、ちょっとバイアスがあるかもしれないが、地下鉄の客は、この国の善男善女を無作為抽出した、標準的なサンプルとしてよいだろう。
われわれ日本人、というのは、要はこれよ。
なにか、国を象徴するものには群がる、そういう意味での求心力はある。
主宰のご近所にいますやんごとないむき、であるとか。
では、一般参賀で旗ふってる汝臣民よ、いまあなたのいる前後左右とは、どうですか。
袖触れ合うは、多生の縁
か。
袖触れ合ったらド突きあい、か。
この国、でも任意のどこかでも別に構わないが、で生きる覚悟、というのは、こういうことへの耐性ということだ、と見据えてやってきた。
このブログは、その戦闘記録といってもよい。
さいきん、さすがにつかれてきた。
日本人親切オーワンダフル、というはやりの自画自賛に雷同してどっぷりつかるというテもある、よな。
判断停止。
これを採用するか。
この国の善男善女におれも同化するか。
ということは即ち。
啓発舎主宰を廃業するか。
ということに直結する議論です。
むかし、博多の地下鉄で、衝撃的な宙づりがあった。
衝撃的であるそれがなにより証拠には、いまこうして、すぐひっぱりだせる。
四コママンガ。
ヒトこまめ。
ディックトレイシーみたいな、帽子かぶったしぶいオヤジが。
「みんな、仕事たのしいよな」と。
フタコマ。
「たのしいです」「ほんと」と口々に答える、アメコミのぼくちゃんおじょうちゃん。
ほんとに心底楽しそう。
三コマめ。
引き続き、たのしそうな群像の絵。セリフなし。
よんこまめ
「競艇に行こう!」
といういままでの三コマと、まったく脈絡のない、どぎついぼくちゃんの咆哮。
そういう気分。
日本人があまりにすばらしいので、
おれも競艇行きたくなった。