啓発舎

マジすか? マジすよ

赤ひげ、天国と地獄、と、黒澤を立て続けにみる。

 

もどかしさは、キャラのステレオタイプにあるのでは、と思うがどうだろう。

 

赤ひげは、正義、ヒューマニズム

天国と地獄は、善悪。

 

おれが、この二つの映画で三船を窮屈に感じるのは、悪、ワルを封印されているせいだ。

 

加山、仲代は、退屈なだけ。

 

ワルを一身に引き受けるのは若き日の山崎務だが、残念ながら貫目が足りない。若い。

 

イズムで映画をつくるとこうなる、という見本みたいだ。

 

黒澤は、そういうところがある。