啓発舎

マジすか? マジすよ

時事ネタ 続

◆採用ルール廃止
 賛成。
 もともと遵守などされていないのだから。
 

自民党総裁選で公平な報道を要望
 前提が間違っているので、賛否の判断不能
 そもそも報道は公平公正ではない、もともと。
 「報道各社」は、「怒りと戸惑い」だと。
 それも笑止である。
 「おれら公正だ。なにを言うか。」と息巻いているわけだね。


 報道は「フェイク」と喝破するトランプの功績は大きい。
 自分に都合のよいニュース以外は、という条件はつくが。


で、外出。戻る。


この国の「分断」について。
考えながら書く。


この国にも、「分断」はあった。
基準は以下。
以前は、
◆学校とか勤め先、所属する組織。
今は、
◆資産

  
昔は、お金じゃなかった。へたに資産もってると、かえってばかにされた。
産学官ヒエラルキーが、わりあい強固でした。
で、その世界には、実際、教養、のようなもの、とか、品性、のようなもの、とか、成育歴、これは主として学校歴、を共有するおなじ階層の交わり、のようなもの、が、あった。


いまは、金、のみです。これはおそらく、みんな異論ない。
なんとか大学でてかんとか商事にはいっても、板子一枚、そとは地獄であります。


その結果なにが起きたか、というと、かつてあった、「教養」「品性」「出自」による、階層のようなものが、こっぱみじんになりました。


おれなんか、その残骸を拾って、拾い集めて、囲いをつくって、そのなかに籠城しているわけです。


いまの女が総じて醜いのは、ぶっこわれてなくなってしまった「教養」「品性」、本来裡からにじみでる類のものを、を外付けで貼り付けるから、ということも、すべてとはいわないが、要素のひとつだと思う。
それは、気の毒なところもあって、場、がなくなったから、環境がないから、あちこちからひっぱってこざるをえない、ということなんだろう。



世代のギャップより、そっちのほうが大きい、とおれは思う。
最近、若いヒトと割合長時間話すことが複数回あって、思ったのは、話が通じない。
地上波民放とネット以外に世界がないから、音楽だの本だのの話が、全く、できない。
共通の「話題」はあるんですよ。広がりがないんです。

で、聞いていると、彼らの感受性がこっちに伝染して、なんか、殺伐、というか、かさかさ、というか、そういう気分になる。


あてがわれた音楽、といってよいのか騒音に類するものを耳にし、十パひとからげのアイドルのトリビアを収集し、例外なくマンガにはまり、クラブ活動、と、バイトにあけくれる。
バイト先とか、部活のエピソードは豊富だ。


いまの街の景色は、要するにそれを具象化しているわけです。


で、定住外国人が増えるんですよね、これから。
人出不足対策だから、あまり出自による教養レベルは期待できない。


これは、なにもこの国に限らず、ただなのでスカパーをたまにみると、アメリカの映画ばかりやっているが、正確に、バカをターゲットにして作っている。
文句言う筋合いではない、作る側は、クールに、正確に「低俗」を生産し続けているだけだ。


だからどうだ、ということはない。

そうであることだなあ、というだけの話。