啓発舎

マジすか? マジすよ

運動会。
女子フィギュアを最初から最後までみた。
外出の予定だったのだが、外は雨だし、と自分に言い訳した。その内雨はすっかりあがって、なんか、背徳的な気分で、後半見続けたのだった。
そのせいか、淫する、っていうんでしょうか、妙に、その、はまってしまって、面白かったよ。


はじめて、ある技芸に接するとき、これはたおやめぶり、だろうか、ますらおぶりか、という問いを、自分に、よくする。
別に大層なことではなく、雄渾か、なよなよか、みたいなもんだ。
大丈夫、というのはもちろん野郎のこと、手弱女は、読んで字のごとく。
ますらおぶりは男っぽく、たおやめは女のニュアンスね。
今日、フィギュア女子を見て、男女両方閲した立場でいうと、フィギュアについては、女がますらおぶりで、男はたおやめぶりだ。と思った。


強靭、というかんじ。


金銀の二人は、前評判どおり見ごたえあった。
例によって、採点がどうのこうの、と、事後話題になっているようだが、おれは、敗れたメトなんとか氏のほうがよかった。
点の小難しい話はわからないが。


強靭、とかマッチョという意味では、後半に回転を全部ぶちこんで、コマみたいだったザキヤマ、ハハ、じゃないか、ザキトワ氏のほうが文句なく優れたいたが。
メトなんとか氏には、私は女よ、という矜持のようなものが感じられたのであった。


やっぱり、かますだけでは、おやじは篭絡できない。
昼間からカウチしてるおいぼれに受けるために演ってるわけじゃないだろうけど。



みていて安心なのは、この競技は客が他罰的でないことです。
選手が転んで歓声あげる奴はいない、ライバル国であっても。
これが当たり前ですよ。