いきなりだが。
ゴキブリ、ネズミ、茶坊主、カラス。
いずれも、ヒトの好敵手。手ごわい相手だ。
これをいかに駆除するか。
茶坊主は、おれの分類ではヒト、ではない、念のため。
ゴキブリ他は、誰か知恵者が考えてくれ。
今夜は、茶坊主という害虫を如何に効率的に駆除するか、これをみなさんと一緒に考えてみたい。
おれにいい知恵がある。
毒をもって毒を制す。
これあるのみ。
茶坊主に対峙できる生物は限られる。
まず、彼らと接するときに真っ先に生じる感情、辟易、に耐える体力が要求される。
これで、地球上に棲息する生き物の9割脱落。
次、羞恥心が生まれつき欠落していること、という要件。
などの、過酷な条件をクリアして生き残るのは。
キザ夫だ。
茶坊主に対するには、キザ夫をもって臨むしかない。
唐突、かつ、長々とすいません。要するにキザ夫について書きたかった。
で、きのう書いた茶坊主からうまくつながるといいな、と。
うまくいったでせうか。
何故いま、キザ夫なのか。仏教、でなく。
これは、さっき、図書館で、「ぼくの伯父さん」伊丹十三著を借りて飛ばし読みしたことによる。
その中に、「午餐会」という題のエッセイがある。
特定の相手と定期的に昼飯を食う話。
その相手というのが、黛敏郎。
なんで、この組み合わせに、思い至らなかったか、私は。
件のエッセイは、全然面白くなかった。
折角の好カードなのに、毒不足、伊丹の筆が鈍るのは、相手をおもんばかったからか。
もどす。伊丹がキザ夫かどうか、いまさらそんな自明な問いに答える気はない。
この話の急所は、相手の黛敏郎だ。
黛はチャンピオンだ。
これと、たとえば、鈴木宗男をマッチメイクする。
あるいは、和田某。
あと、えーと。
ダメだ。
役者が違う。
今夜はスカでした。すいません。
たまにはこういうこともあるさ。