年末恒例のベストなんとか。
テレビから。
地上波民放は絶対みないので、BSおよび地上波NHKが対象。
順位はつけない。
◆ワイルドライフ NHKBS
この番組は、見方がある。
ビール飲んで、ただぼーっとながめる。
この種の番組は、映像がすべてなので、でてくる生き物を過度に擬人化したり、例のどぎつい抑揚のナレーションとかが始まるととっさに消音する。
この番組は、その点節度があるので、それもよい。
はぐれオスライオン二頭が、地べたにはりついてひたすら獲物を待つのを後ろからぬいたのとか、ハシビロなんとか、という凄い面相の鳥が、これもひたすら水面とにらめっこするシーンとか、すぐ脳裏に浮か
ハシビロなんとか、後日、上野の動物園で実物にもお目にかかったぐらいだ。ちゃんと、あの顔してました。でかかったよ。
◆5分ぐらいでスポーツ競技のルールを説明するやつ。 NHKBS
若手の落語家のしゃべくりが、いい、音楽として。
◆ドリフのコントの再放送 フジBS
なんといっても仲本工事。
よくやる医者コントで説明する。
患者のいかりやを医者役がどうやっつけるか。
だいたい、仲本、加藤、志村、の順で過激になる。
志村は、おれは、あくどくて、全然笑えない。
当方は、志村の芸風は、昔もいまも全然ダメなので、あくまでおれの感じ方で、志村のせい、とは言い切らない。仲本医師が面白いのは、微妙なリアリズムがあるからか。
いかりやとからんで一番面白いのは断然仲本だ。
いかりやが、普通の勤め人キャラを正確に演じていることも大きい。
いま思いついた限りなので、あとで追加するかもしれない。
次。ダメ編
ほとんどダメなので、これは枚挙にいとまがないが、とくにこれは、というやつを。
◆日曜美術館 NHK地上波
これは、惰性でみる。
これを見てNHK音楽館になだれこむのがここ10年来のおれの日曜の過ごし方。
似非教養主義なのは、しかたがない、とっくに諦めた。
以前は、ゲストの人選で、極くたまに、かすかに面白のときもあった、極くまれに。
近頃は、それもない。
もうやめたらどうか。
あるいは、徹底的にお笑いでやる、とか。
北野氏とか太田とかおぎやはぎなんかは、ダメ。すでに「文化人」。
もっとアナーキーな奴、たとえば、高田純次か、まだ一触即発のオーラが漂っていたころの大竹まことがNHKの女子アナとからむ。
下ネタ上等。
泣きべそをかく高橋美鈴アナ。
これぐらいの荒療治をしないとダメです。
あ、昼寝の時間だ。