啓発舎

マジすか? マジすよ

用事で渋谷。
しかしまあ、渋谷というところは・・・と悪態はいくらでもでるのだが、今日はやめ。
街の景色から客単価がどんどん下がっているのは明らかだが、一方でのっぽなビルもにょきにょき建っていて、めんどくさいから中に入らないが、やっぱり鳴り物入りで建ったびるも中にはいるとチープ感まるだしなのだろうか。


ともあれ、渋谷に出るといつものマーキング。楽器やだ。
半年越しの買う買わないが、まだくすぶっていて、先方も気が長いよ。
今日もニ三本弾かせてもらったが、一本はまあ良かったが、残りはあまりかんばしくなかったです。
平日の昼下がり、よもやま話になった。
採録するのはちょっとあれだが、作家の流行りすたりの話なんか面白かったですよ。
一時人気でも凋落する作家はあって、そうなると、中古ごと売れなくなり、500万で買った楽器が二束三文、なんてことがある、と。
A線、というのは一番高音の弦です、をきらびやかにするのが流行り、これはいまでもその傾向はあるとおれは思うが、で人気だった某氏、おれも想像つく、が、このところ、みたいな話。
全く同感で、チェロの魅力は下三本です、低弦です。
とくに弾く側からすると。


どっかでお茶でも、というわけに、渋谷ではいかないので、とりあえず地元まで引き上げて、チェーン店の一番町店で憩いましたとさ。


くどいようだが、流行りすたりもなにもない、こちとら自分の五感だけよ。
値段も関係ない。
こっちワールドは210円でほのぼのだ。