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きのうのNHKの達人シリーズは面白かった。
松本隆と料理家のおばさん。
おれは、はっぴいえんどといえば、渋谷のブラックホークだ。
百軒店のストリップ小屋を横目にムルギーで腹ごしらえをしてブラックホークで粘る、というのが中学から高校にかけて渋谷でのお決まりのコースだった。
と、書いて気づいたのだが、ここにはアルコールは介在しない。まだ日常的に飲んではいないころだから、高校もはじめの時分だね。
で、この店でやたらにかけていいたのが、はっぴいえんどとかウエストコーストものとかだったのです。
おれなんかCSNYとかにどっぷりはまっていたころよ。四国、というのはOくんのばあちゃんちがあるから、までギターかかえて行って合宿なんかしてました。
授業さぼって屋上の踊り場のところで三人で練習したりした。

と、夢は枯野をかけめぐる、あのころのこととなると。
ちょうど今頃の季節のさむざむとした空気のひっそりした渋谷。
ちょっとしみじみするね。

ほんとは、松本隆の、じじいのくせしてガキっぽい自意識をおちょくるつもりだったのだが、またこんどにしよう。