啓発舎

マジすか? マジすよ

第1836回 定期公演 Cプログラム
カリンニコフ/交響曲 第1番 ト短調
ベートーヴェン交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」
指揮:ネーメ・ヤルヴィ

外様、というべきか、サントリーホール以外で聴くN響
パパヤルヴィ。
こないだのリヒャルトは良かった、紀元は2600年とかの。Bプロだが
で、今回は。

まず、ホールから。
NHKホール意外といいじゃん。
セコバイとかチェロとかの平土間軍団がすげえ聞こえる、ホールトーンで。

けちょんけちょんのイメージと、実際聴いてスカスカだった直近の記憶が相まって、NHKホール=録音スタジオ、しかも電化打ち込み系、という認識を、少し改めた。


次、音楽。
一曲目は、当方のイメージは、ドボルザーク初期。
なんか、JPOPコード進行だ。
ちょうど、いま、ですよ、この曲がナウいのは。
これがダサくなるときが、秋元がこけるとき=この国が少しはいまより静かになるとき、なのだが、何年後かね。ずっと続くか。防御の技術を磨くだけだ、こっちは。
地上波民放みない、とは、そういうことよ。

で、N響だが、弦トゥッティはふんばってましたよ、ここぞ、と。パパヤルヴィが、N響の、平素頭抑えられていることにより滞留するどろどろエネルギーを開放しましたとさ。


田園。
ファゴット、もすこし、がんばれ。この曲で目立たなかったら、どうする。
終楽章はよかった。息子ヤルヴィに聞かせてやりたいハーモニー。おやじは、ちゃんとこの時空間を紡ぎだせる。


そんなとこ。
ビール芋獺祭芋、しかも受け接待で隙できずこれから緩むので、今夜はこれで勘弁。