啓発舎

マジすか? マジすよ

土曜日は田町で会合。
肩書満載の講師だったが、或いは、だったがゆえに、10分聞いてダメだと、「スカ」ぶりが際立つ。
残り1時間半そいつのマンウォッチングになり、それはそれで面白かった。


学歴バカの習性。
◆ぼくは巷の俗説にはとらわれませんがね、などと言いながら、やたら権威を引っ張りだす。
 →自分で考えない
◆これは、ぼくが一番初めに書いたのですが、すぐみんなが追随して
 →1000年前からみんな言ってするよ。
◆こないだ★◎と飲んだ時に、
 →他人を使って箔付け
◆結局あれです、ほんとに利口な人が残るんです。
 →だからお前は沈没したのか。
 実際、この講師、最後の15分ぐらいは、メールよこせ返事するだの、講師依頼はどうしたこうした、と売り込みに終始していた。
 肩書は、なんとかコーポレーション代表取締役で不動産がらみのようだが、本業どうですか。


自分の頭で考えることです。


日曜はテレビ三昧。

推定無罪
 二度目。
 前回みたときと印象おなじ。
 ラウル ジュリアは、自分の頭で考えるやり手弁護士を正確に演じていた。
 形勢が悪くなったときの落ち着き。
 ハリソンフォードは、検事というより、リチャードキンブルというかんじだった。
 自分が被告人の裁判を、他人事みたいに扱うプロ、というニュアンスがだせると、もっと盛り上がった。


 あと、ハリソンフォードは必ず重たい女とからむ。この映画でも2tダンプみたいな女二人とがっぷり四つだ。
 年寄りには、こたえますよ。

◆官兵衛
 利休切腹は、山場だと思うのだが。
 だから、抑えの役者がいないんですよ。
 いくらでもどろどろできる秀吉と利休のからみが、権力亡者の成り上がりコンプレックスに矮小化されてます。
 大河だからいいのか。


 いや、待てよ、実際そんなところだったのか。
 俺を百姓あがりと思いやがって、という。


ブロムシュテットさんの40番とチャイ5。
 40番は、アクセントきつくないですか、その場にいなかったので臨場感はありませんが。
 チャイ5は堂々としてました。
 ブロムシュテットさんとチャイコは相性いいかも。
 終楽章のコーダもお品ありましたね。どんちゃん騒ぎになりがちなところですが。
 チャイコを後期ロマン派として振る、というのが胆か。



 台風上等、という気分。