で、きのうは雨だというのに駒込方面で夕方まで。
ついこないだの木曜日に観客として行ったサントリーホールに、こんど奏者として出演するためのリハーサルだ。
映像を流したりするので、広告代理店とか、業界関係の人々が出入りしていた。
あの、無邪気に陽気なかんじは、なんだろう、普段、かなり陰気な雰囲気がおそらく充満しているであろうわしらの集団の中で、風穴があいたようなかんじがした。
肯定的なあいづちをやたらに連発するのも、いいかんじだぞ。
ゲネプロおわってフロアで楽器をケースにしまおうと思ったら、無造作に立てておいたケース(白)の位置が微妙に違う。
「あ、これですか。チェロのケースは目立つので、こうして白赤白とならびかえてみました。きれいでしょう」
なるほど、小ぶりの棺桶のようなチェロケースが白赤白と三台ならび、目に鮮やかなコントラスト・・・って、そういうお茶目をするエネルギーがあるのに感心する。
「Ａさんのは青だから、青白赤で三色旗、という配置もありますね」と言うと、「おーそれは気がつかなかった」と。
来週やってみますよ、と、これは当方の発言。
