今日から乾門開放で、朝からものものしい。
ヒトは爆増し、鳥は去る。
アオジとか、ふだん茂みの中でもぞもぞやってるのが、そこここに現れる。
林の主役は、渡りの準備か、あるいは、もう北に飛び立ったか。
つぼみはまだ固いぞ。
ということで、この先二三週間は、なんだか、な。
種としてのヒトの存続にまったく興味がない。
トリは生き残ったほうがよいと思う。
ヒトの営為も、空間を振動させてある種の秩序を再構築する行為以外、この宇宙に貢献できるものは、ない。
時空を感得する五感のセンサーという意味では、トリのほうが、はるかに凌駕している、その性能において。
鳥よりだいぶ鈍いが、おれにも五感はあるから、これで時空にある、という感覚をトリとか虫とかと共有できれば、よい。