外人が日増しに増えるが、国も私にとっては、全然ダメなので、自分の周囲50メートル以内ぐらいを「私の日本」としてやっていっている、ということがわかった。
自分のやっていることを遅れて自覚する。
この国の情緒は、全部自分のなかにあるので、それとつきあっていければよい。
自分と、自分のまわりの時空間があればよい。
「日本」は全部私の中にあるのだから。
梅のかおりも数寄屋の勾配も自分のなかにすでにあるものが、感応する。
ということを、休園日、居間で懐かしく追体験している。
ほんと、宮内庁には足向けて寝られないよ。